巡洋艦インディアナポリス撃沈 (ヴィレッジブックス N ニ 1-1)

著者 : リチャード・ニューカム 平賀秀明

• ソニ-・ミュ-ジックソリュ-ションズ (2002年3月1日発売)

感想・レビュー・書評

[teshiigogoさんの感想 · 2013年4月2日]

大戦末期、日本の潜水艦によって沈められたインディアナポリス。実は、アメリカ海軍のセクショナリズムがその事実の認定を遅らせ、人命救助までに多大な時間がかかってしまった事実を、何故の観点から掘り下げたノンフィクション。読み物としての内容はともかく、とかげのシッポ切りのような沙汰は、どこの国もおなじ。。。

[二次元研究所さんの感想 · 2007年4月29日]

4789718379 　434ｐ　2002・3・20　初版1刷　
太平洋戦争末期に起きた戦争記録。
日本の潜水艦がアメリカ巡洋艦インディアナポリスを襲撃・沈没。
特にインディアナポリス側について詳しく書かれています。
前半は沈没してから生存者救出まで、後半はこの件についての責任の所在が問われる疑惑の軍事裁判、それとその後についてのことが書かれています。
戦勝に沸くアメリカでも戦争で犠牲になる人がいるのだと思う一冊です。