レディ・ヴィクトリア (ヴィレッジブックス F ハ 2-3)
- ソニ-・ミュ-ジックソリュ-ションズ (2002年7月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (499ページ)
- / ISBN・EAN: 9784789718905
感想・レビュー・書評
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卑劣な手段で権力と牧場を手に入れた牧場主マクレーン、彼にお金で買われるように嫁いできた没落した名家の令嬢ヴィクトリア、マクレーンに雇われた凄腕ガンマンのジェイク。前半はジェイクの復讐にまつわる西部劇。後半はジェイクとヴィクトリア、ジェイクの弟ベンとヴィクトリアの従姉妹エマのロマンス。2部構成といった感じ。ジェイクの20年も秘めてきた復讐があんな形で終わるのはとても消化不良だった。マクレーンとは一騎打ちでスッキリしたかった。マクレーン、憎たらしいヤツ!!シーリアのエピソードは辛過ぎるし、前半ではヴィクトリア達を守るジェイクはとても良かったけど、後半でのヤラカシで好感度ゼロに…。
20年に及ぶ憎しみ故、疑心暗鬼になるのは仕方ないとしても、暴力は論外、しかも、あの謝り方はないやろ〜(ていうか謝ってないし)「だが、もうすんだこどだ」勝手に終わらすな!!ボケェェェ!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ウェスタン三部作 Ⅰ
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気位が高く意志が強く自立心もあるヒロイン。ヒーローは・・・女性を張り倒しちゃいかんだろう。悪役の妻に対する不能は、ロマンス本にありがちなご都合主義か。
出版社/著者からの内容紹介
リンダ・ハワードが紡ぐ熱い愛と復讐のロマン!
高貴な血筋の娘ヴィクトリアは、広大な牧場の持ち主マクレーンに嫁ぐため、はるばるニュー・メキシコまでやってきた。みずから望んだ結婚ではなく、戦争によって没落した両親を助けるための手段だった。だが、マクレーンは無慈悲な男で、ヴィクトリアは結婚早々に惨めな思いを味わわされる。そんな彼女が心ならずも惹かれていくのは、夫の牧場で働く男の一人。彼が恐るべき計画を胸に秘めているとは知る由もなかった…・。 -
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内容(「BOOK」データベースより)
高貴な血筋の娘ヴィクトリアは、広大な牧場の持ち主マクレーンに嫁ぐため、はるばるニュー・メキシコまでやってきた。みずから望んだ結婚ではなく、戦争によって没落した両親を助けるための手段だった。だが、マクレーンは無慈悲な男で、ヴィクトリアは結婚早々に惨めな思いを味わわされる。そんな彼女が心ならずも惹かれていくのは、夫の牧場で働く男の一人。彼が恐るべき計画を胸に秘めているとは知る由もなかった…。西部開拓時代を舞台にリンダ・ハワードが紡ぐ熱い愛と復讐のロマン。
A Lady of the West by Linda Howard -
高貴な血筋の娘ヴィクトリアは、広大な牧場の持ち主マクレーンに嫁ぐため、はるばるニュー・メキシコまでやってきた。みずから望んだ結婚ではなく、戦争によって没落した両親を助けるための手段だった。だが、マクレーンは無慈悲な男で、ヴィクトリアは結婚早々に惨めな思いを味わわされる。そんな彼女が心ならずも惹かれていくのは、夫の牧場で働く男の一人。彼が恐るべき計画を胸に秘めているとは知る由もなかった…。西部開拓時代を舞台にリンダ・ハワードが紡ぐ熱い愛と復讐のロマン。
契約結婚ものとしていいものかどうか。どちらかといえばお見合い? しかも相手はヒーローじゃない。<br>
リンダらしい傲慢なヒーローで、ヒーローに好感を持てないとかなり嫌いな作品になりそう。復讐のためにひそかにヒロインの夫の元で働いているヒーローと、親のために好きでもない男と結婚したヒロイン。こういうパターンだと、なぜかヒロインとその夫の間に肉体関係はないという不文律があるようで、やっぱりこれも同じく。ヒロインに対してだけ勃たないっていったいどんな肉体の神秘かと。<br>
悪役も脇役も程よく配置されていて、それぞれの持ち味が十分にでていた。ヒロインが連れてきた従姉妹と妹、それぞれに問題がありながらも必死に助け合っていくところは、強い女性の姿を感じさせた。それにしても妹はどうしてあんなことに。確かにそれぞれハッピーエンドというのは、いかにもとってつけたようになってしまうので仕方がないとは思うし、その結果、ヒロインのとった行動も書かれて然るべき内容ではあったけれど。<br>
ヒーローは最初からあれだけヒロインに惹かれているくせに、最後の最後まで自分の気持ちに気がつかないというのは鈍感すぎ。しかもただ鈍感なだけなら、またリンダヒーローかで済むけど暴力はいけない。あれで萎えた人はかなりいたと思う。人物も背景もすべて読ませてくれるけど、ロマ本ヒーローとして超えてはいけない一線というのは確かにある。その点だけで完璧にマイナス。 -
高貴な血筋の娘ヴィクトリアは、広大な牧場の持ち主マクレーンに嫁ぐため、はるばるニュー・メキシコまでやってきた。みずから望んだ結婚ではなく、戦争によって没落した両親を助けるための手段だった。だが、マクレーンは無慈悲な男で、ヴィクトリアは結婚早々に惨めな思いを味わわされる。そんな彼女が心ならずも惹かれていくのは、夫の牧場で働く男の一人。彼が恐るべき計画を胸に秘めているとは知る由もなかった…・。
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リンダの数ある著作のなかでも、まさに『風と共に去りぬ』への最高のオマージュといえるのが本書である。戦争で没落した名家の令嬢ヴィクトリアはスカーレット、両親を殺した悪党に復習するジェイク・ローパーは、レット・バトラー。
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誇り高いレディ萌えるね