- Amazon.co.jp ・本 (413ページ)
- / ISBN・EAN: 9784789719339
作品紹介・あらすじ
認知心理学者のジョアンナは、デンヴァーの大病院にオフィスを持ち、朝はER、午後は小児科と、臨死体験者の聞き取り調査に奔走する日々。目的は、NDE(臨死体験)の原因と働きを科学的に解明すること。一方、神経内科医のリチャードは、疑似NDEを人為的に引き起こしてNDE中の脳の状態を記録する研究計画を立ち上げ、彼女に協力を求める。だが、実験にはトラブルが続出し、やがて被験者が不足する事態に。こうなったら自分でやるしかない。ジョアンナは、みずから死を体験しようと決意するが…。
感想・レビュー・書評
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海外SFで最も感動した作品のひとつ。SFというよりミステリに近いので万人にオススメであり、このボリュームながらサクサクと読め、オチは見当つかず、キャラクターは魅力でぐいぐい引きこまされ、泣ける。全てのエピソードに無駄がなく、ユーモアに富んでいる。ボリュームと翻訳物ということで毛嫌いせず是非読んで欲しい。こんな素晴らしい物語はなかなか無い。
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翻訳小説はあまり読まないが、珍しく購入。臨死体験を巡る小説。面白かった。
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とりあえず上巻は動きが鈍い。どういう話になるのかさっぱり掴めないまま、予想が二転三転していく。上巻も半ばを過ぎてようやく、ああこれは「ドゥームズデイ・ブック」のコニー・ウィリスなんだから、展開は予想されるべきだったと気づく。基本的にはさっぱりとしたSF。
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臨死体験をまじめに研究している医者の話。
まあまあ面白いんだけど、長い…まだ上巻だよ… -
人の脳は臨死体験の時どうなっているのか、臨死体験とは一体何なのか?を探るSF。
長いけど話に引き込まれてあまり長さを感じない。
ドタバタしながら時に緊張感もあり、やはりコニーウィリス面白いな(まだこれから下巻だけど)。
それにしても主要な登場人物がみんなちょっとクレイジー。ちゃんとしたご飯を食べてくれる場面は果たしてこの先出てくるのだろうか。笑 -
相変わらずのドタバタ劇。
いつ面白くなるの?
感想は下巻で! -
臨死体験についての話。おもしろい。
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上巻を読了。
話の展開は当然これからですね。
しかしお邪魔キャラが多いのが
ちょっとストレスかなぁ。
ミスターマンドレイクとか
ミセスダヴェンポートとか、
いや、まともに相手にすること
ないでしょうよ!と
誰しも思うのでは⁇
避けまくって遠回りしまくりとか
ちょっと理解に苦しむわ。
これも結末へ向けての布石なのか?
そう思いたい。後は下巻を読んでの
お楽しみ、ということで -
夢中になって読んで…お風呂でのぼせそうになった 時間が許すのならもう一度読みたい作品。