“It”(それ)と呼ばれた子―少年期ロストボーイ (ヴィレッジブックス)

制作 : Dave Pelzer  田栗 美奈子 
  • ソニーマガジンズ
3.32
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本棚登録 : 1509
レビュー : 132
  • Amazon.co.jp ・本 (331ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784789719926

作品紹介・あらすじ

「ぼくには、どこにも居場所がない」-すさまじい虐待から逃れ、ようやく子どもらしくのびのび暮らせると思えた里子としての暮らし。しかし、そこでも数々の試練が彼を待ち受けていた。母親から離れてもなお恐怖にさいなまれ、それでも母親に愛されたいという思いに心を揺さぶられる日々。学校や少年院でのつらい出来事や世間の偏見の目にさらされながら、それでも希望を捨てずに自分の生き方を探しつづける。カリフォルニア州史上最悪と言われた児童虐待の体験者が自ら明かす、少年期の記録。

感想・レビュー・書評

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  • 幼少期は、ひたすら、辛い・辛い残酷・凄惨な毎日について。
    少年期についてのこの一冊は、保護されてからも続く母親への恐怖、
    一方で、それでも愛されたいという願い、自分の居場所を求めての試行錯誤・・・。
    幼少期はあまりにもひどすぎる経験に現実味がなくあまり涙が出なかったが、
    少年期は、人の優しさに触れる部分が出てくるたびに、涙が出て止まらなかったほど。
    よかったね、よかったね。。。

    トラウマを抱えた子どもの、更生への歩みという意味では、トリイ・ヘイデンの著書を思い出した。
    シーラなどのように、専門家に導いてもらえる子どもは、本当に本当に一部の子でしかないのだ、ということがとても悲しい。

  • 2018.5.16

  • 愛情と自分の価値と家族を求める気持ちがひしひしと伝わってくる。
    犯罪をおかしたり、危ない友達によっていってしまうのがとても残念で、苦々しい思いで読んだ。
    多くの人に支えられて愛されたのだ、と感じる。
    あるいは、いわゆる「普通の家庭」に育った人よりも、大きくて深い愛に接していたのかもしれない、とすら思う。
    なかなか、実の親でない人たちから、このような愛情を注いでもらうことって、ない。
    あとがきにもあったけれど、里親になる人たちの人間性と苦労と愛は計り知れないと思う。
    ソーシャルワーカーをはじめ、児童虐待から子どもを守るためのシステムに身を置く人たちの深い愛情には、言葉にならない感動を覚える。

  • あの狭い世界観から抜け出せても、そこで終わりではないこと、現実を突きつけられるリアルがわかる

  • 【状態】
    展示中

    【内容紹介】
    「母さんは、ぼくが憎いの?」虐待体験者の勇気ある告白、待望の続編幼年期、少年期あわせて世界790万部突破の大ベストセラー!
    「ぼくには、どこにも居場所がない」———
    すさまじい虐待から逃れ、ようやく子どもらしくのびのびと暮らせると思えた里子としての暮らし。しかし、そこでも数々の試練が彼を待ち受けていた。母親から離れてもなお恐怖にさいなまれ、それでも母親に愛されたいという思いに心を揺さぶられる日々。学校や少年院でのつらい出来事や世間の偏見の目にさらされながら、それでも希望を捨てずに自分の生き方を探しつづける。
    カリフォルニア州史上最悪と言われた児童虐待の体験者が自ら明かす、少年期の記録。

    【キーワード】
    文庫・シリーズ・青春・ノンフィクション

    +++1+2

  • 幼年期の続編

    誰もが与えられる親からの無償の愛情。
    愛されたかったと思う彼。
    いくらひどいことをされても素直な子供の心は常に親の愛情を欲していた。
    彼にとって母親は必要な存在で歩み寄るのに、愛情の変わりに受けるのは虐待。
    文字でしか見ていないのに吐き気のするシーンもあるほど。
    なんとも生々しく、顔をしかめずには読めません。

  • 前作ほど面白くなかった。

  • 虐待された記憶が原因なのか、定まった居場所がないことが原因なのかわからないが自分を認めてもらうためには良いことも悪いことも関係なくやってしまうが為に更に居場所を無くす結果になるのか?

    成長するに従って様々な人の影響をうけ自らの居場所を作り出す強さを身に着けていく主人公。
    自分の中のマイナスをうまくプラスにできる力をつけたからこそ自分の運命を切り開いていくことができたのかもしれない。

  • 地獄からの脱出
    終わらない試練
    たくましい生き方をすごいと感じる一方、悲しくもある

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