心すれちがう夜 (ヴィレッジブックス F テ 1-1)

著者 : ジュード・デヴロー 高橋佳奈子

• ソニ-・ミュ-ジックソリュ-ションズ (2003年4月1日発売)

感想・レビュー・書評

[辛４さんの感想 · 2015年11月4日]

ほんとうにすれ違う。そしてお互いに盛り上がっていくさまが描かれている。盛りあげ方は秀逸。ラストもいいですね。

[いちさんの感想 · 2006年10月26日]

1909年、ニューヨークに住む29歳の美女テンペランスは、女性の人権を向上させることに心血を注いでいた。ところが、寡婦だった母親が突然スコットランド人と再婚し、テンペランスも否応なしにスコットランドへ。不満を爆発させる彼女にたいし、義父はアメリカへの帰国を許すための条件を提示した。それは彼の甥ジェイムズの花嫁を見つけてあげること。承諾したテンペランスは、美しい田園地帯の領主ジェイムズのもとへ赴くが…。

[ビズさんの感想 · 2006年7月23日]

題名通り、心がすれ違います。夜だけでなく、最後の最後まですれ違っちゃいます。しかもベタベタのラブロマンス、しかも最後は絶対ハッピーエンドと信じて読んでいたせいで、どんでん返しにビックリさせられました。えぇっ!?あと○ページしかないのに、これで本当にハッピーエンドになるの？という感じで。最後まで楽しめました。さすがデヴロー！

著者プロフィール

ジュード・デヴロー　Jude Deveraux
ケンタッキー州ルイビルの郊外で生まれ育つ。マーレイ州立大学で美術を学んだあと、ニューメキシコ州サンタフェで小学校教師となった。
あるとき読んだ本の”暴力的なヒーロー”が気に入らず、完璧な本を読みたくて執筆を始めた。
ほぼ２年かけて書いた作品をAvon Booksに送ると翌月には小切手が届き、その翌日、教師を辞めて執筆に専念することにした。
ジュードの作品はこれまでに6000万部以上売れ、18カ国語に翻訳されている。
2013年には、ロマンス小説作家の草分けとして、ロマンティック・タイムズ誌より”パイオニア賞”を贈られた。
現在は南フロリダの家で、世界中から集めた芸術作品に囲まれて暮らしている。

「2020年 『時のかなたの恋人』 で使われていた紹介文から引用しています。」