報復 (ヴィレッジブックス F ホ 3-1)
- ソニ-・ミュ-ジックソリュ-ションズ (2004年11月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (612ページ)
- / ISBN・EAN: 9784789724166
感想・レビュー・書評
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怖かった
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面白かった。
アメリカのサスペンスミステリーによく見られるドラマという感じ。
ドラマだと、CSIとかクリミナル・マインドとか。それの裁判/検察官/検事編。前にスーパードラマTVでやってた「女検察官アナベス・チェイス」に雰囲気が似てるかな。
グロテスクなシーンはあるものの、殺害最中のシーンを書いていないため、さほど「げ」ということはないと思う。凄惨なことを被害者がされているシーンはあまりなかったかな。事後にどんな遺体だったのか、どんなことをされたのか説明する描写はけっこうありますが。
読み手にもよると思うが、上記のドラマが面白いと感じる人にはさほど問題がないんではないでしょうか。
それよりも、心理的に追い詰められていく過程が恐ろしく感じた。女性が力では男性には勝てないということ。被害者が未来へ向かって歩いていくことの難しさ。世間の目。口外することと内心の違い。それでも生きて行かなくちゃいけないことの大変さ。
こんなにもヒロインを追い詰めなくてもいいのにな…とは思いましたが、ほんのりと恋愛が含まれているので、救いがあって読みやすいかった(がっつり恋愛が入っているとダレてしまうんだけど)。
犯人が後半に入ってしばらくすると予測できてしまったので☆-1にしたいところですが、それでもハラハラしながら最後まで読めたので☆5です。
最後
「ざまーみろ」って思えるすっきり爽快シーンもあり、
ちょっと物足りない「えー」っていう突っ込みたいシーンもあり、
よかった、ハッピーエンドって思えるシーンもあり、
でも、総合的におもしろかったので次作を読みたいと思います。
ヒロインと恋愛関係の彼が良い方向に進展するといいな。
読書時間はぶっ続けで6時間でした。 -
1
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特筆すべきものではないんだけど、表紙の別嬪さんに手を伸ばしてしまったのだろうか。。。
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内容(「BOOK」データベースより)
太陽の街フロリダは、キューピッドに怯えていた―それは若い金髪美人ばかりを狙い、何日も被害者をいたぶったあげく、生きたまま心臓をえぐり出して殺す連続殺人鬼の名だ。捜査は難航したものの、偶然、キューピッドが捕らえられる。やり手と評判の女性検事補、C・Jが担当することになったが、法廷で犯人の声を聞いた彼女は愕然とした。それは今なお悪夢の中で響く、12年前に自分を執拗にレイプした道化師のマスクの男の声だった!この男を無罪放免にしてはならない―恐怖に震えながらも固く心に誓うC・Jだったが、次々と検察側に不利な事実が発覚しはじめ…。期待の大型新人による戦慄のサスペンス。 -
一応続編も読んでみる。
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「がっつりどっぷり読書したい!」
と、その辺で一番分厚い本を手に取った。
正解!とあの日の私を褒めてあげたい。
C・Jの迷いと恐怖の中に、
私もぐいぐい引き込まれてしまった。
最後まで気を抜けない一冊。
調べてみたら続編もあるという。
絶対買って読もう♪ -
少々気味の悪い話しだったけど ハッピーエンド。
最後はどんでん返しで エ~ッ!
大変な目にあったヒロインだけど 最後は強い! -
主人公は、ピエロの格好をした男にレイプされ、子供の産めない体になり、事件から8年後の今も深く傷ついている検察官。そんな彼女の前に連続猟奇殺人事件の容疑者が捕まった。容疑者の声は、忘れもしないあの時のピエロの声だった…。
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友人がオススメしていた「報復」を読んでみた。
これを読んで海外小説にはまる人もいるのではっていうくらい、内容・読みやすさを備えている小説ですね。
ウチは「報復」を読む以前にいくつかの海外小説を読んでいるのですが、
翻訳が分かりづらいなどの経験があり、遠ざかっていました。
・・・が、この「報復」は、スラスラと読めましたね w( ̄o ̄)w
女性検事補であるC・Jと生きたまま心臓をえぐり出して殺す連続殺人鬼「キューピッド」のお話なのですが、
この2人は、過去に・・・・
ということなのです。
面白さや感想をいっぱい書きたいのですが、今回はBLOGの整理をしているので、このへんで(笑)