モービー・ディック航海記

  • ソニーマガジンズ
3.75
  • (2)
  • (2)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 26
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (96ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784789725446

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • ふわりとした始まりだったのが、話が進むにつれグイグイ切り込んでくる感じがしたのが印象的です。それでいて最後はまたふわりと締める。その感覚が面白いです。
    伯父の遺したクジラ型潜水艦モービー・ディックを育て、航海に出掛けるQ。進めば進むほど広がっていく世界。広がりつつも収縮する世界。夢と現が入れ子構造のようになって広がっていきます。

  • ぷちん、と虹彩に割って入る鯨かあ。

  • ほのぼのしたお話かと思っていたら、そんな単純じゃなくて、胸がぎゅっと苦しくなった。
    綺麗な絵と、言葉のなかでさりげなく浮かび上がる人間の汚れた部分。私たちの生きる意味とは。守りたいことは?いつのまにか、忘れてしまったこととは。
    わたしたちは輪廻のなかでまた出会う。そう簡単に絆は切れない。

  • 叔父が遺してくれた鯨潜水艦を育てて冒険に乗り出す72歳の男。
    それは自分さがしの旅となった。

    (2005年07月10日読了)

  • たむらしげるワールドをじっくり味わえました。
    ほのぼのファンタジーだけど
    意外とシリアスで終わってびっくり。
    「くじらの潜水艇」の育て方が一番楽しかった。

  • 主人公のQは伯父さんの遺産としてクジラの潜水艦をもらう。クジラは最初はとても小さかったのにだんだん大きく成長し、Qはクジラとともに冒険の旅へ。
    気づいたらいろんな世界をさまよっていて、わかるようなわからないような、なんだか変な気分にさせられました。笑

全6件中 1 - 6件を表示

著者プロフィール

たむらしげる 1949年、東京都生まれ。絵本に『ごろんご ゆきだるま』『おばけのコンサート』『ロボットのくにSOS』『ペロチュパチュー』(「こどものとも0.1.2.」2015年5月号)『たべたの だーれだ?』(「同」2016年8月号」)『はりがね なんになる?』(「こどものとも年中向き」2015年12月号/以上、福音館書店)など多数。漫画に『結晶星』(青林工藝舎)などがある。画文集『メタフィジカル・ナイツ』(架空社)で小学館絵画賞、映像作品『銀河の魚』(SME・ビジュアルワークス)で毎日映画コンクール大藤信郎賞、『クジラの跳躍』(バンダイビジュアル)で文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞などを受賞。2018年、絵本『よるのおと』(偕成社)で産経児童出版文化賞大賞を受賞。

「2018年 『かたつむりタクシー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

たむらしげるの作品

ツイートする