チョコ猫で町は大騒ぎ (ヴィレッジブックス F カ 7-1)

著者 : ジョアンナ・カール 岩田佳代子

• ソニ-・ミュ-ジックソリュ-ションズ (2005年5月1日発売)

感想・レビュー・書評

[courbetさんの感想 · 2006年5月20日]

食べ物が出てくるコージーミステリも大分増えました。このシリーズもその一つ。チョコレート専門店「テンハイス・ショコラーデ」が関わるミステリです。お飾り美人妻の座を放り出し、親戚の店の会計係として再出発しようとしているリー。本人は「頭の空っぽなブロンド」と思われるのに辟易してますが、悲しいかな、言い間違いの癖があり切れ者とは決して呼べません。それでも人のいい叔母さんを守るため奮闘しているのは健気。犯人は結構早めに分かってしまうけど、それゆえにリーが犯人に近づくとハラハラします。そんなふうにちょっと頼りない探偵ですから、危機を脱出するにはそれなりのドタバタ大騒動が。ネッティおばさんのお手柄には拍手です。でも後が大変だろうなぁ･･･。

[S_Yako（夜行猫）さんの感想 · 2006年1月21日]

表紙から期待したほどには、ネコは活躍しなかった。
いろんなチョコレートが出てきて、甘いものが食べたくなった。
本が汚れるから、食べながらの読書は好ましくないのだけれど。。。