ドラゴンライダー2 エルデスト 宿命の赤き翼(下) (ドラゴンライダー 2)

  • ソニーマガジンズ
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  • Amazon.co.jp ・本 (501ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784789727099

感想・レビュー・書評

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  • 再読。
    とうとうエルデストの意味が明らかになる。複雑に絡み合う過去とこれからが楽しみ。
    お話は長いけど、長くなければこれ程の世界観は作れない。どっぷりと物語の中に。
    次はブリジンガー。

  • エラゴン出生の秘密、「エルデスト」の意味が明らかになる。

    エルフの国で修行を積むエラゴン、村人たちと旅に出たローラン、消息不明のマータグーー。終盤の帝国軍との戦いに向けて物語は加速する。

    戦いの描写は勢いがあり、ライダーの力が戦局を大きく左右することが分かる。

    ただやはり、それ以外の細かい描写も魅力的なのがこのシリーズの特徴だろう。
    オロミスの教え、少しずつ明らかになる敵の正体、エルフの信仰、呪いの子「エルヴァ」、アーガルとの共闘…。

    まだ物語としては全体の半分も終わっていないようなので、先を楽しみに読み進めたい。

  • もしかしたら、1巻より
    好きかもしれないという印象。
    これは中々ないこと。
    どんどん面白くなる、次が気になる。
    だけどお値段するのよねぇ(^^;;

  • 再読。
    エラゴンはエルフの地で修行を行いエルフの様な体を手に入れ、
    ローランはジョードと出会い村の住人を連れてヴァーデン軍の地に付き、
    そして決戦で新たなドラゴンの登場とそのライダー"マータグ"との再開、
    エラゴンの父親について語られる、と言った展開。
    ナスアダさんは頑張ってるけど語るほどはなし。

    マータグがライダーになるのはある意味予想通りだったけど、
    エラゴンの父親については考えてなかったので少し驚いた。

    そしてマータグ強すぎませんか。
    魔法もそうだけど、剣術についても手も足も出ないって一体どー勝つんだろうか。

  • ドラゴンライダーシリーズ2巻の下、です。

    エラゴンの、エルフの国での修行の場面が多く、またまた飽きてしまいました。
    他の方のレビューを読むとみんなすごく面白いと言っているのに、なんでついていけないのかしら・・・なんて思っていたけど終盤、ナスアダ達と合流してからは私もハラハラドキドキを味わうことが出来ました。

    双子とマータグは死んでないだろうなーと思っていたけど、エラゴンの出生の秘密にはね、びっくりしました。完璧に予想外。

    サフィラには悪いけど私、雄のドラゴンがかっこよくて好きなので黄金や赤き翼にはワクワク。黒いのも、怖いけど早く登場してほしいなあ~

  • だんだんおもしろくなります。中味も濃くなってくるし、次がほんとに楽しみです。

  • 文句無しの星5つです。
    いやー、ここまで楽しめるとは正直、
    思ってませんでした。

    エラゴンと従兄弟のローランの話が
    同時に進んでいくのも、面白かった!

    最後の最後で新たに大きな展開があります。
    「予想はしていたけど・・・でも・・・」

    今から第3巻が気になってしょうがないです!
    早く完成させてー!!!

  • ローランの話が1番面白い!

  • 再読。

  • アラゲイジアは、人間、エルフ、ドワーフなどのいろいろな種族が共存する世界。その中でもドラゴンと心の交わすことのできるライダー族は平和の象徴でも会った。
    しかし、邪悪なライダー・ガルバトリックスと裏切り者たちがドラゴンとライダー族を滅ぼし、暗黒の世界となった。
    主人公・エラゴンは、村の人々から恐れられているスパインの山中で青い石を拾った。それは、ドラゴンの卵で、エラゴンはサフィラと名づけた。
    そのサフィラを追ってきたもの達に家族を殺され、村の語り部のブロムと共に復讐の為、村に累を及ぼさないため、村を出るのであった。
    長い旅の末、たどり着いたファーザン・ドゥアーでの戦いに辛くも勝利したが代償は大きかった。ヴァーデン軍の指導者は、戦死し、娘があとを継ぐ。
    エラゴンは意識の中で出会った『嘆きの賢者』に会うために、ライダーとして更なる修行のために、エルフが隠れ住んでいるエレズメーラへ行くことになった。

    アラゲイジアという世界でライダー族は重要な種族です。
    そのためには、歴史が必要なので、簡単に。
    昔、エルフとドラゴンはどちらかが滅亡する勢いで戦っていた。
    あるときあるエルフがドラゴンの卵を拾い育てたことにより、ようやくライダー族を挟むことにして平和となった。その最初のライダー族のエルフの名前はエラゴンという。人間のライダー族が現れるのはその後である。ドラゴンとライダーには不思議な結びつきがある。

    仲のよかったマータグがいないので少し寂しそうですが、エルフのいるところに向かううちにそれどころではなくなっていきます。
    マータグは、ドラゴンやライダー族を滅ぼした裏切り者の一人モーザンの息子です。そのためヴァーデン軍にいる間は捕らえられていたのですが、大きな戦いの後、指導者であるアジハドと死んだと思われていました。
    シェイドから受けた背中に深い傷は常にエラゴンを蝕んでいくからです。
    突然、健康であった己の体が効かなくなるという苛立ちといつ発作に襲われるかわからない恐怖はとても辛そうです。
    そしてアーリアへの恋。彼女の高貴な生まれと責任感はエラゴンの行く手を大きく阻むのです。
    その二つに押し阻まれたエラゴンが気鬱になるのは当然のことだと思います。下巻の途中くらいまで大変です。
    その後は、びっくりするくらい復活します。本物のライダー族の一員になったってことですよ。

    一方、この巻からはエラゴンの従兄弟であるローランのお話でもあります。
    自分の父親が死んだため、村に戻ったローランはカトリーナと人生を歩いていく決意をしていたのだが、ラーザックが現れ、村人達の命を次々に奪い始めたのです。ローランは、村を捨ててヴァーデン軍と合流するしかないと立ちあがったのですが、愛するカトリーナが連れ去られてしまったのでものすごい奮い立ちます。壮絶です。ローランのシーンはずっとはらはらし通しでした。エラゴンと違って普通の人ですから。巻き返しすぎです。

    マータグは、かなりいいとこ取りです。
    しかしながら、今回、このショックはドラゴンライダーたちの秘められた過去ですよ。
    ついにガルバトリックスの帝国軍とそれに敵対するヴァーデン軍とサーダ国軍の対戦となるのですが、エラゴンたちは善戦をします。
    それはいいんですが、赤いドラゴンが出てくるのです。3つしか残っていなかったドラゴンの卵は2つ孵ってしまったのです。しかも赤いドラゴンは帝国軍。エラゴンたちの敵。そのライダーは、死んだと思われていたマータグだったのです。いいとこ取りでしょ?いろいろな衝撃のため、エラゴンは、マータグに勝てなかった。でもエラゴンたちが今でも尊重されている理由は一つ。サフィラがこの世で唯一いるメスのドラゴンだから。そう言っているマータグが可哀想でした。彼と赤いドラゴンのソーンは、ガルバトリックスに古代語で忠誠を誓ったため、裏切ることもできないのです。

    エラゴンの親もわかったのです。
    なんとモーザンが父親だったんですよ!マータグと兄弟!ぎゃー!!
    ガルバトリックスが父親でなかっただけでもましと言えって事か!
    そりゃーもういろんな種族の方からいろんなことを言われるわけだよ。

    かなりすっきりしました。
    映画も楽しみですが早く第3部を~!!

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著者プロフィール

1983年 南カリフォルニアに生まれる。2002年『エラゴン』、2005年に続編の『エルデスト』を出版。19歳の若さで、ベストセラー作家としてニューヨクタイムズで紹介され、『エラゴン』は映画化、ゲーム化もされた。

「2022年 『星命体 下 星の海に眠る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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