ラストシ-ンは殺意とともに (ヴィレッジブックス F ロ 3-10 イヴ&ローク 10)
- ソニ-・ミュ-ジックソリュ-ションズ (2005年11月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (506ページ)
- / ISBN・EAN: 9784789727112
感想・レビュー・書評
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被害者が「クソ野郎」というところで、読者にとっては犯人への共感もしやすいように思います。
前作で「テロ」がテーマでしたからそれに比べると読みやすい雰囲気です。
ただ、被害者がどんな人物であっても、その「命が奪われた」ということに真摯に向き合い、法の下での「正義」をもたらすために身を粉にして働くイヴの姿はやはりプロフェッショナルで魅力的だと思います。
ピーボディとマクナブの恋がどのように進んでゆくのかというところも興味深い点です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
【イヴ&ローク10作目】今回は母親の愛に包まれるような事件だった。イヴにとっては辛い事件だったし最低の父親も登場したな。イヴがロークのためにディナーを用意している場面がとても微笑ましかった。10を飛ばして読んでいたので、マクナブとピーボディの関係や、チャールズとのやりとりも新鮮だった。
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数千人の目撃者の前でおこなわれた完全犯罪!
イヴとロークは、ロークが所有する劇場のこけらおとしに来ていた。上演されるのはアガサ・クリスティ原作の有名な戯曲で、その作品のクライマックスは、妻が自分を裏切った夫を刺し殺す場面だった。だが、妻役の女優の手で心臓にナイフを突き立てられた俳優ドラコは、本当に帰らぬ人となった。何者かが無害な小道具を本物のナイフにすり替えていたのだ。直ちに捜査に乗りだしたイヴは、ドラコを憎んでいた人物が演劇界に大勢いることを突き止めるが……。
大人気のロマンティック・サスペンス・シリーズ、待望の第10弾登場! -
ようやく手に入れたシリーズ10作目。回を追うごとに深まっていくイヴとロークの絆、それに今回の事件の真相がなんとも哀しかったです。前回の憎むべき犯罪と違い、あれこれ考えさせられる事件に胸が痛みました。…それにしても、イヴもロークもかっこいいなぁ~。
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華やかな舞台の上で起こった殺人。J.D. ロブの本領発揮というか、良さが上手く生きた作品だと思う。冒頭でイヴがクリスティの戯曲について感想を述べる所は、個性が出ていて思わずにんまり。
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入り組んだ人間関係と俳優という特有の世界にいる人たちが容疑者とあって結構事件そのものは難解で楽しめたと思う。相変わらずふたりの情事のみのシーンが多くその部分だけ飛ばして読んでいたりする状態。ちょっとしつこい感じがしなくもないなぁと思ってしまう。ミステリとしては結構まあまあ面白いのに残念。
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イヴ&ロークシリーズの10冊目です。<br>
ロークが所有する劇場の杮落しで、アガサ・クリスティーの殺人劇を上演中に、観客の目の前で実際の殺人事件が起こります。ロークの妻としてオーナー席で見ていたイヴは、異変にいち早く気がつき、ステージへ駆けつけます。 -
ついに10冊目・・・
Nora Robertsの別名義なのは今さらか
近未来を舞台にしたサスペンスモノ
登場人物の刹那な感じに惹かれ
ついつい -
本屋で見つからない!文庫くらいネットで買わず町の本屋で買いたいよぉ(ここから追記分)で、読み終わって今は11巻に突入。俳優さんの気持ちも少し気になる?ようになったかな…イヴ&ロークもも、更にいいカップルになってきてるし。