思考少年 (1) (ソニー・マガジンズコミックス)
- ソニ-・ミュ-ジックソリュ-ションズ (1997年6月7日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ
- / ISBN・EAN: 9784789780568
感想・レビュー・書評
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傷と血、死の臭い。罪深く儚げで美しい少年少女達の物語がすれ違う。
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久しぶりに読み返した。
これのでっかい版で出会ったのが最初だった。
繋がっていく物語。 -
中学生の頃から、何度読んだか分からない作品。
絵の雰囲気もあるのだろうけれど、まるでアート作品を眺めているようで、お話もそこそこに絵に魅入ったりしていました。いえ、今でもしていますが。
どの短編も珠玉の一品なのですが、フィーリングが個人的に好きです。音楽をモチーフにした漫画は多々あれど、こんな風に官能的に「音」を表現したものは珍しいのではないかと。音がなった瞬間を表すシーンが特に秀逸だと思いました。
藤原薫の作品には独特の時間が流れていて、大きな美術館にある絵画たちがひとりでに動き出したのを目撃してしまったような、一種、背徳感を持つ感動というか、おおっぴらに他人とシェアできない美しさというか、好きなのに好きだと言えないような気持ちを、読む度に覚えます。 -
各話の出来事や登場人物が繋がっている構成なので、何度も読んで楽しめます。この街の人物俯瞰図書いたら面白そう。
リボンの少年が通しの主人公、かな。
1巻は主に切ない系のオムニバス!こちらの方が好きだなあ。
「シンクロ」殺し屋。上手に気持ちを伝えられない。不器用少年萌え。
「リピート」カラスは6まで数えられる
「フィーリング」ピアニストの恋。すれ違い愛萌え。
「ボーダー」シスコン探偵とブラコン妹。
「ホープ」修道女と殺し屋。「この仕事が終わったら俺…」は死亡フラグ。
「パンドラ」少年の罪。封印した箱。兄ちゃんの愛が重い。 -
KBコミックス 全2巻 完結
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これもおもしろかった。読みきり形式で繋がっていくのがなんともたまらなくおもしろかった。禁断恋愛よりこっちの方が気持ち悪いかなー。
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不思議なところで繋がったりしていて、ステキ。
世界観にひきこまれる。
この世界観すっごい好きだな〜。