超入門!FPGAスタータ・キットDE0で始めるVerilog HDL: すぐ始められる!USB対応・書き込み器不要・大容量FPGA搭載! (トライアルシリーズ)

著者 :
  • CQ出版
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本棚登録 : 19
レビュー : 1
  • Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784789831376

作品紹介・あらすじ

すぐ始められる。USB対応、書き込み器不要、大容量FPGA搭載。

感想・レビュー・書評

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  • 最近、CQ出版から発売された本書。
    税込み5040円と本としては高額ですが、ちょっと気になったので購読してみました。

    題名からも見て分かる様にDE0と言うFPGAボードを使ったVerilog HDLのトレーニングの教材と言った内容の本です。

    全36章からなりますが、1章あたりのページ数は少なめで、本全体としては全部で271ページとなります。


    本書の難易度ですが、Verilog HDLを少しかじった事がある人にとってはゴロッと横になりながら、マンガの代わりに気楽に読める内容です。

    また、Verilog経験者には、本書で解説されているFPGAボードを用意せず本書を読むだけでも別に問題がない感じですね。

    つまり、頭に軽い刺激を与えてくれる気楽な読書。
    マンガ読むよりは役に立つかな~と言った感じです。


    最も、Verilog未経験の方にとってはそれなりに身につく物があるかも知れません。

    #その場合は、上記のFPGAボードを使いながら読み進めると言う作業が必要だとは思いますが。。。


    さて内容の方ですが、

    17章まではFPGAボードDE0や2進数、ブール代数、Verilogなどの簡単な解説。

    そして18章からは少し手の込んだ回路をFPGAボードに実装していくと言う内容です。

    Verilogについて少しは(だけ?)知っている私にとっては、

    実際に回路をFPGAボードに実装しなくても、各章に載っているVerilogのソースを読むだけでも十分じゃないかなと思いました。


    尚、Verilogの文法に関しては、例えばテストベンチに関しては簡単に触れているだけ等、Verilogの文法を学びたい方は他の本も必要ですね。


    巻末あたりにNIOSⅡについて解説した章があり、そこは少し参考になりました。

    しかし、NIOSⅡで動くC言語で書かれたプログラムについて解説している章では、実際にC言語プログラミングをしているのではなく、あらかじめ用意されているサンプルコードを用いたツールの使い方の紹介をしており、その点、もっと踏み込んだ内容が欲しかったなあと言った所です。


    色々と書きましたが、結局、

    ・Verilogは全く未経験、もしくはほとんど知らないと言う方。

    ・Verilogは知っているがFPGAはいじった事がないと言う方。

    には(少なくともある程度は)参考になる本ではないでしょうか。


    正直、セミナーの参加費用として考えれば5000円は格安ですが、本そのものだけでは割高な感じです。

    「本書を買って自前セミナーを開催」って考えると良いのかも知れません。

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