ディジタル数値演算回路の実用設計―四則演算、初等超越関数、浮動小数点演算の作りかた (Design Wave Advanceシリーズ)

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  • CQ出版
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レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784789836173

作品紹介・あらすじ

本書は、画像処理や音声処理、暗号処理などには欠かせない数値演算回路設計についての解説書です。本書では、数値演算回路として、加減算回路、乗算回路、除算回路、浮動小数点演算回路、初等超越関数を取り上げます。また、応用回路としてディジタル・ビデオ・エフェクトのアドレス生成回路の設計方法を紹介します。本書は、あくまでも実用回路の製作に主眼を置いています。そのため、具体的な回路例(ソース・コード)を示しながら、数値演算を実際の回路に落とし込む過程を理解できるように説明しています。また、製品の差異化の重要な要素となる高速化や小型化を図るため、さまざまな視点でのアプローチを紹介します。

感想・レビュー・書評

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  • 多くのディジタル回路の教科書における演算回路の解説は加減算回路にとどまるのに対し、本書は乗除算回路や浮動小数点演算回路なども扱った実用書である。Verilog HDLのソースコードも掲載されており、具体的な回路がどうなっているのか理解することができる。(電子情報学専攻)

    配架場所:工2・図書室
    請求記号:548.22:Su96

    ◆東京大学附属図書館の所蔵情報はこちら
    https://opac.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/opac/opac_details/?reqCode=fromlist&lang=0&amode=11&bibid=2002323185&opkey=B149033347311326&start=1&totalnum=1&listnum=0&place=&list_disp=20&list_sort=6&cmode=0&chk_st=0&check=0

  • リプルキャリアダという「さざ波桁上加算回路」では、桁上がり(キャリ)の処理で遅延が生じること。
    遅延を少なくするために、キャリルックアヘッド(桁上り先読)によって、段数を減らすことができる。この計算をするためにgeneration(生成)とpropagation(伝搬)という概念を使って計算を行う。generationは、2つの信号のAND(論理積)。propagationはXOR(排他的論理和)を使う。
    しかし、桁上がり先読みでは、ファンアウト(展開数)が大きくなります。そのため、配線が増え、充電(チャージ)、放電(ディスチャージ)が増えるため、配線遅延が増加することになります。ゲート遅延よりも配線遅延が大きくなる可能性がでているとのことです。

    これらの問題を解決する方法とつぃて、APPNA(alternative parallel prefix network)を紹介しています。

    また、コラムでは、pチャンネルトランジスタの方が、nチャンネルトランジスタよりも遅いことを紹介しています

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