だぶるらぶ (ダイヤモンドコミックス)

著者 : 乙里玲太朗

• 松文館 (2005年11月21日発売)

感想・レビュー・書評

[ぽぽぽさんの感想 · 2010年9月19日]

乙里玲太朗さんの2005年の初の単行本。

二組の兄弟間の恋物語を中心に､かよわく純真な少年の恋模様が詰まっています。

綺麗ではっきりした線で､かつ柔らかく繊細に描かれています。少年達の性格を細かく表現していて、ストーリーの展開から台詞や背景等まで､多過ぎず少な過ぎず､日常的で現実離れし過ぎないバランスの描写がかわいらしくてなりません。気の利いたマンガ的､ギャグ的な要素も適度にちりばめられていて飽きません。
何度か時間が経過し、少年たちの成長と揺れ動く立場と衣装も堪能できます。抜かり無いですね！

受けはこどもっぽいですが攻めは同年〜社会人と幅広い。
ふわふわの服の小さいきょるんとしたぴちぴちのおとこのこが多いよ！女の子に違和感を覚えるよ！★☆★