- Amazon.co.jp ・本 (60ページ)
- / ISBN・EAN: 9784790232728
作品紹介・あらすじ
ヘビのにょろくんが、森の動物たちと軽口をたたきながら、いつものようにのんびり散歩をしていると、急に体が動かなくなって…。振り返ってみると、一番怖い「アイツ」がにょろくんのしっぽを踏んづけていたからさあ大変! どうなる、にょろくん! リズミカルに展開されるテンポのよいお話に、独特の太い線で人気のある画家早川純子さんのかわいいイラストがついて、なんとも愉快なナンセンス童話が出来上がりました。最後まで目が話せないお話です。<br>
感想・レビュー・書評
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へびのおとこのこのおはなし。
しょっぱなから捕食者が匂わされるものだから、キャラクターが登場するたびにハラハラしてしまった。
最初のうちは、このこが七歳なら「バッタのおじいさん」や「リスさん」よりも年上だよなあとか考えながら読んでた。
でも、そんな瑣末な疑問はぶっとんでしまう超展開。
え、ええー!?
すごいなあなんでこんなお話を思いつけるんだろう。
ムチャで楽しい。
リスさんの「弱者の勇気」にホロリとした。
ヘビクイワシはあんなに悪役じゃなくてもいいのになとちょっと思う。
みんなもなにかしら食べて生きてるんだから。
絵が面白い。
多分本物をちゃんと描ける人が崩したんだろうと思う絵の、崩し方が派手。 -
へびのにょろは、いつもうたをうたいながら、たのしくさんぽしています。
水をのもうと池にむかっていたら、とつぜん前にすすまなくなってしまいました。
にょろがうしろをふりかえると、おそろしいヘビクイワシが、にょろのしっぽを
かた足でおさえつけているではありませんか!!!
いやだ~!たべないで~!みのがして~!
にょろがひっしに、にげようとしていると、にょろのからだが・・・・! -
お話と絵があっていた。でも、終わりのナンセンスは、もっとハチャメチャでもよかったように思う。