なけないちっちゃいかえる (チューリップえほんシリーズ)

  • 鈴木出版
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本棚登録 : 100
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (25ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784790251187

作品紹介・あらすじ

ちっちゃいかえるはじょうずに鳴けないことが心配で、みんなの前では鳴けません。そこで、ある日池を飛び出して…。(3〜4歳から)。

感想・レビュー・書評

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  • ケロケロ上手に鳴けないカエルが色んな動物の鳴き声を聞いて、自分はこれでいいんだ!と自信を取り戻すお話。
    金子みすゞさんの鈴と小鳥とそれから私を思い出した。

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    切り絵がとてもかわいく
    日に透かしたようなキレイな色
    海外の絵本かなと思ったら
    そうではなかった
    日本語で絵本が作れるほど
    日本語ができるシエラさんが
    やまうちさんに挿絵を頼んだそう

    厳密には「鳴けない」のではなく
    「上手く鳴けない」のだが
    上手く鳴けないことを恥ずかしがって
    みんなの前で鳴けない…
    誰しも経験したことのあること
    子どもはまだはっきりとは体験していないので
    小学校に入ったら改めて読んでみよう
    その時は
    ただかわいいだけじゃなくて
    何かを感じ取ることができるかも

  • ちっちゃなかえるは他のカエルと同じように「ケロケロ」と鳴くことができなくて…。
    薄紙を貼り合わせたような表現の色合いが美しい絵本。

    【ママ評価】★★★★★
    色合いが綺麗で母の好み。
    薄い紙を貼り合わせたような色の重なりがとても素敵。
    動物や葉の形や表現も独特でとても素敵。
    ストーリーも良くて、人と違くても良いこと、世界にはいろいろな人がいることを教えてくれる。
    といってもそこまで教育的ではないので読みやすい。
    最後にちっちゃなカエルが鳴けるようになるところがハッピーエンドで良かったけれど、個人的には‘鳴けないけれど、そこが良いよね’という終わり方の方が好きだったかも。
    人と違うことを受け入れてもらえたのに、皆と同じになれました!という展開にわざわざしなくても良いと思ってしまった。
    でも難癖つける訳ではなくて、本当にとても素敵な絵本。
    かなりオススメ。

    【息子評価】★★★
    反応は普通だったかな。
    色々な動物の鳴き声が出てくるので真似していた。
    「もお〜!」と牛の鳴き声をやたら大きく言っていた。
    母の声、そんなに大きかった?
    一度読んだっきりで読みたがらないので、息子にはヒットしなかったみたい。
    2歳8ヶ月

  • 2024.6.5 1-1

  • ●読み聞かせ。
    ●みんなと違っていいのさ。

  • 表紙の色合いが好みだったので。
    明るい楽しいお話。

  • ケケケ、ケロケロ)

  • 2014年6月19日

  • 作者の職業からみた日本人の印象。
    優しい頑張れだね。
    色合いもキレイです。

  • 縮こまってる人に

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著者プロフィール

1964年、コロンビア生まれ。旧ソ連キエフ大学映画監督学科卒。
94年に来日し、日本大学芸術学部修士・博士課程で研究を続けている。コソヴォへのNATOの空爆をきっかけに、NGO「国境なきアーティストたち」を設立し、戦争粉砕地でのボランティア活動を始めた。2004年度、NHK「スペイン語会話」にレギュラー出演。著書に『あの日の ことを かきました』(講談社)『なけない ちっちゃい かえる』(すずき出版)がある。

「2005年 『国境なきアーティスト』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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