やぎとぎんのすず: ルーマニアの昔話 (チューリップえほんシリーズ)

著者 :
  • 鈴木出版
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784790251477

感想・レビュー・書評

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  • 昔話には累積譚とよばれるパターンがあるそうですが、今回のヤギはそんな感じのお話です。いばら〜のこぎり〜火〜川〜牛と続きました。

  • 5歳4か月の娘へ。
    とっても大好きな本です。

  • 絵本で世界を学ぼう

    紹介された本。
    本書で86冊目だ。

    ルーマニアの話だ。

    ルーマニアの印象は良くない。

    欧州の著名な観光地に行った時のこと、
    現地の人に

    他国からの流れ者が、この地の治安を悪くしていると聞いたけど、実際のところはどうなのか?。
    例えば、xxxx?とか北※※※※からとか?

    いや、ルーマニアから流れて来た連中だ

    という様な回答を得た。

    ルーマニアは、欧州の中でも最貧国の一つで、
    観光シーズンになると、ルーマニア人が著名観光地に
    荒稼ぎに来るそうだ。
    スリ、置き引き、ひったくり、偽警官その類だろう。

    この主人公のヤギの横柄さにうんざりして、
    この話はどんなオチで締め括るのかと思った。

    ルーマニアの昔話とあるが、こんな発想の話は
    面白くない。

    絵本で世界を学ぼう で紹介された絵本を読んでいる。

    著者は選者として、ルーマニアという国を学ぶには本書が適当であると考えたのだろう。

    ルーマニアが貧しいのはEU内の他国のせいだ、
    他国が観光で潤っているせいだ、
    観光客に罰を与えるべきだ、
    観光客のキンビンいただいて何が悪い
    とヤギさん発想になっているのかも?

    クビに鈴をつけて、こいつは犯罪者に変身するよって
    警告しているのかも。

    そんな事まで考えさせるとは!
    選者の人はすごいね。

    参考

    航空機とホテルを押さえておいて、後は現地で自由行動という海外旅行をする場合、犯罪に巻き込まれない様な慎重さも必要だ。きれいごとなど不要。

    ウィーンのレストラン店内で、ジプシー女がパック旅行の参加者の
    バッグを置き引きしようとした。
    添乗員の女性は、体を張ってジプシー女を撃退したので、
    バッグは盗まれずにすんだ。

    転ばぬ先の杖です。

  • つながり唄?重なり唄?形式のお話し。わがままなヤギが、可愛らしく思えてくる。いいお話です。

  • 2018/8/17 9:36

  • 2015年4月3日

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著者プロフィール

1946年福島県生まれ。ソフィア大学大学院に留学。『吸血鬼の花よめ』(福音館書店)で日本翻訳文化賞、『ソフィアの白いばら』(同)で産経児童出版文化賞を受賞。2011年、ブルガリア共和国文化省より文化功労賞をうける。

「2022年 『高橋真琴のおひめさまものがたり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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