かにのしょうばい (ひまわりえほんシリーズ)

著者 :
制作 : 山口 マオ 
  • 鈴木出版
3.63
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本棚登録 : 92
レビュー : 12
  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784790252375

作品紹介・あらすじ

かにがとこやをはじめました。でも、おきゃくさんがだれもきません。そこで、おきゃくさんをさがして、うみっぱたにやっていきました。ひるねをしているたこさんに、「もしもし、ごようはありませんか」。

感想・レビュー・書評

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  • どうしてカニはハサミを持っているのか?という謎を、新美南吉がくすりと笑える昔話に仕上げている。
    ある一匹のカニがふいに思い立って床屋の商売を始め、それが子や孫にまで受けつがれていくという、ちょっと壮大なようで実はそうじゃないという脱力感に和む。
    すでにハサミを持っているのに、片手にくし、もう片方に鋏を持っている絵面はシュールでおかしい。
    山口マオさんの版画の雰囲気も素朴で可愛らしい。

  • 1匹のかにが床屋を始めた。
    最初はたこのところに行くけれど、毛がないので断られる。
    次に山へ行くとたぬきがいて、たぬきはいたずら半分に毛を刈ることを了承する。
    かににとってはたぬきは大きく、毛深いので3日経ってやっと毛を刈り終える。
    たぬきは、(嘘をついて)山ほども大きい自分の親の毛を刈ってもらうことも約束させた。
    かにはこれは自分1匹の手には負えないと思い自分の子どもたちをみんな床屋にした。
    だからかにはみんなハサミを持っているのだ、とか。

    かにがハサミを持っていることの起源譚。
    絵では最初からかににハサミがついているのだけれども。

  • あまり絵本に興味を示さない子供が、
    この絵を見て「これ読む!」とすぐに決めた絵本。
    彼のお気に入りは、やっぱりタコ。
    インパクトのあるイラストで面白さを引き立てています。
    「なんでカニなのにハサミ持ってるの?」
    の疑問は最初と最後のページを見比べて
    「こっち(さいご)の方がおおきい!」と。

  • H29.9.28 おはなし会 1年1組

  • 図書館で借りて読み。

    新美南吉も山口マオ(わにわにシリーズ)も好きだから。

    …で、タヌキのお父さんはカットしたの…?という疑問が残るラスト。はさみ、自前じゃないの?などとツッコミどころがたくさんあるおはなし。

  • ちょきちょき、たのしそう☆

  • すでに ハサミを持っている かにが、自分の はさみに 「はさみ」を 持って とこやになる姿が 滑稽♪

  • 新美南吉のおはなし。読み聞かせしたい。

  •  かにがとこやをはじめた。おきゃくをさがして海へ、山へ。山でたぬきに「ごようはありませんか」と声をかけると…。

  • カニの床屋?

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著者プロフィール

1913年愛知県半田市に生まれる。『赤い鳥』に「ごん狐」など多くの童話、童謡を発表した。東京外国語学校を卒業後、小学校や女学校などで教鞭をとる。18歳のころ『赤い鳥』に童話を投稿して掲載され、その後「ごん狐」など多くの童話、童謡を発表した。1943年、29歳で早逝した。

「2019年 『2ひきのかえる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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