- Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
- / ISBN・EAN: 9784790252375
作品紹介・あらすじ
かにがとこやをはじめました。でも、おきゃくさんがだれもきません。そこで、おきゃくさんをさがして、うみっぱたにやっていきました。ひるねをしているたこさんに、「もしもし、ごようはありませんか」。
感想・レビュー・書評
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1匹のかにが床屋を始めた。
最初はたこのところに行くけれど、毛がないので断られる。
次に山へ行くとたぬきがいて、たぬきはいたずら半分に毛を刈ることを了承する。
かににとってはたぬきは大きく、毛深いので3日経ってやっと毛を刈り終える。
たぬきは、(嘘をついて)山ほども大きい自分の親の毛を刈ってもらうことも約束させた。
かにはこれは自分1匹の手には負えないと思い自分の子どもたちをみんな床屋にした。
だからかにはみんなハサミを持っているのだ、とか。
かにがハサミを持っていることの起源譚。
絵では最初からかににハサミがついているのだけれども。 -
新美南吉並行読書
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カニがはさみを持っているわけが出てくるお話。
それにしても、なかなか強引なオチ -
5歳~小学校中学年まで楽しめる。
「かにはなぜ生まれた時からハサミをもっているのか?」というおはなし。
わかりやすくうまくできているお話なので大人もみんな楽しめる。そしえ、ワニワニシリーズの山口マオさんの絵が素敵。かにがハサミを持っているのがシュールだが(自分のハサミで切らないんかい!ってこどもがツッコんでいた)。
ハサミとくしをもっているほうが床屋っぽのでこうしたのかな。
かにはたこの頭をよく見ました。
なるほど毛はひとすじもなく つるんこでありました。
このシーンが好き。くすくす笑い声も聞こえる。 -
2-2 2016/12/14
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H29.9.28 おはなし会 1年1組
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図書館で借りて読み。
新美南吉も山口マオ(わにわにシリーズ)も好きだから。
…で、タヌキのお父さんはカットしたの…?という疑問が残るラスト。はさみ、自前じゃないの?などとツッコミどころがたくさんあるおはなし。 -
ちょきちょき、たのしそう☆