くじらさんのーたーめならえんやこーら (チューリップえほんシリーズ)

  • 鈴木出版 (2015年10月10日発売)
3.78
  • (13)
  • (25)
  • (19)
  • (2)
  • (1)
本棚登録 : 286
感想 : 23
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (24ページ) / ISBN・EAN: 9784790253020

作品紹介・あらすじ

大きな氷山の上に、ペンギンやらアザラシやらシロクマがぎっしり乗っています。真ん中には大きなクジラ。「くじらさんのーたーめならえんやこーら」の掛け声でペンギンたちは次々と海に飛び込んでいきます。すると氷山が浮き上がって…。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 北の海の生き物たちの、壮大な友情! 渾身のパワーの集結! くじらさんは、たぶん「自分は体が大きすぎるから、こんなお願い、叶うはずない…」と思っていたのでしょう。誰が言い出したのかは語られませんが、この「くじらさんのーたーめなら えんやこーら」の大集合、寒い場所のお話なのに、心がほんわかあったまります。

  • 5歳4ヶ月


    「ペンギンと白くまがかわいかった。くじらがおおきかった。くじらがザブーンとしたのがすごかった。ペンギンがちいさかった。ひょうざんが大きかった」

  • 「あれは…なんでしょうか」
    から始まる絵本。
    文中に「うわー」「どぼーん」などなど、読み応えのありそうな内容。
    そして最後は「どうやってみんなが氷山に登ったのか」の種明かしをしないままに終わる。
    物語の余韻を残すのもバッチリだし、子どもが考察する間があるのがいい。

  • 7歳2か月の娘へ

  • 海の海獣たちが「くじはさんのー たーめなら えんやこーら」と海へ飛び込んでいく。
    ペンギン・アザラシ・トド・シロクマという、水族館の海獣館にいそうなメンツ。
    あっさりとした内容でサラッと読めるけれど、雰囲気が良くて惹き込まれる絵本。

    【ママ評価】★★★★★
    力の抜けた感じの絵が可愛かった。
    ゆるい感じだけど、小さく描かれた動物が一匹一匹良い表情で、海の波や水しぶきも綺麗に描かれている。
    色合いは落ち着いていて、曇り空の灰色や黒白灰色の動物たちばかりが登場して暗めの色合い。
    けれども全体的に暗さは全然感じなくて、子どもがつまらなそうだもも思わないし飽きる感じもしない。
    そのくらい絵の雰囲気が良いのだと思う。
    ストーリも面白かった。
    凝った内容ではないけれど「何しているんだろう?」「何が起こるんだろう?」とワクワクした。
    ただ、タイトルにもある文の調子が難しい。
    「ー」(伸ばし棒)の読み方がいくら読んでも掴めなくてわからない。

    【息子評価】★★★★★
    「えんやこーら」の響きが気に入ったらしい。
    とても良い笑顔で真似していた。
    簡潔な内容でサラッと読み終われてボリュームもちょうど良かった。
    息子のアザラシのぬいぐるみ・ラッシーがお気に入りで、絵本のアザラシを見つけて「らっしーだ!らっしーいるよ!」とテンション高々に言っていた。
    トドは「これねずみだよ」と言っていた。
    灰色だし、わからないでもない。
    今の息子にちょうど良い絵本だったように思う。
    2歳9ヶ月

  • クジラさんのためならと次々と海に飛び込むペンギン、アザラシ、トド、シロクマたち、何をしてるのかな〜と思ったら、微笑ましい結末でした。

  • 小さい生き物が力を合わせている様子がかわいい

    22回日本絵本賞

  • 2歳4か月
    くじらさんのためならえんやこら〜のリズムが好きなのか、単純にくじらとたこが好きなだけなのか分からないけど読んでと持ってきます。

  • 3.8 6.4リズムと絵柄を楽しむ

  • 四コママンガみたいな絵本。

  • くじらさんも飛び込みたいなんて…すごい発想だなぁと思いました。山村さんの絵が優しくて大好き!
    もうとにかく動物達が可愛い。4歳の子どもは1Pから遠くにいる豆粒のぺんぎんさん達を発見していました!すごいっ!

  • 2019/09/08

  • 2019  仲よし低学年
    30年度  4-2
    4分

  • 2歳10ヶ月の娘へ読み聞かせ

    このテンポ好き

  • 幸福者の くじらさん♪

  • 冷たい北の海があったかーくなる絵本です
    そうか!くじらさんはいちどやってみたかったんだね
    くじらさんの目がキュートです
    表紙を見開きにしてまた楽しみました

    ≪ ありがとう みんなに言ったよ くじらさん ≫

  • くじらさんのーたーめならえんやこーら

    ペンギン、トド、シロクマ、タコが協力して、氷を持ち上げてくじらに飛び込みをさせてあげる。


    何が始まるのかわくわく。

  • 3分 全学年 くじらの夢をかなえるために、海獣たちが協力。シュールだけどほっこり。くじらさんの〜のフレーズが楽しい

  • 大きなくじらさんの願いのために、たくさんの仲間たちが協力。
    繰り返すストーリで、単純さが良い。くじらさんの願いとは?

  • 展開が、想像を超えた楽しみがあり、
    親子で力を込めて叫びます。
    くーじらさんのたーめなら、えーんやこーら!^_^

全20件中 1 - 20件を表示

著者プロフィール

《ありえる》
父は桃太郎。母はかぐや姫。妻は白雪姫。
エッセイ『絵本のことば 詩のことば』
詩集『ことばの遊園地』『たちつてと』
《ありえない》
1941年、福岡県大牟田市生まれ。
絵本『ともだちや』。

「2024年 『ありえない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

内田麟太郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×