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Amazon.co.jp ・本 (32ページ) / ISBN・EAN: 9784790254195
作品紹介・あらすじ
おいしそうなシチューのにおいをかぎつけた きんじょのひとたちが、つぎつぎにアーモのアパートにやってきた。そのひとりひとりに きまえよくシチューを わけてあげたのだけど……。アーモ、そんなにあげちゃって だいじょうぶ?
作者オーゲ・モーラの両親はナイジェリア出身で、イボ語が母語でした。「アーモ」は「女王」という意味です。オーゲにとっては「おばあちゃん」をよぶときのことばでした。おばあちゃんは、大きなお鍋をまぜながら、ラジオの音楽に合わせて楽しそうに体を揺らしていたそうです。お鍋の中身はたいていシチュー。夕食の時に近所のひとが来れば、一緒にいかがと誘いました。そうした思いやりや愛にみちた精神が、この本のもとになりました。
感想・レビュー・書評
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シチューのにおいをかぎつけた人たちが
次々とやってくる。
アーモは、気前よくシチューをわけてあげる。
そんなにあげて大丈夫?
わかちあいのこころがえがかれた優しくてあったかくなるお話。 -
開館20周年記念コンテンツ「SDGsと子どもの本―いま、図書館にできること」|展示会・イベント|国立国会図書館国際子ども図書館
https://www.kodomo.go.jp/anv20th/index.html
Oge Mora
http://www.ogemora.com
鈴木出版 Suzuki Publishing
http://www.suzuki-syuppan.co.jp/script/search.php?type=book&wd=オーゲ・モーラ -
アーモがシチューを作っていると、ミニカーを持った男の子が匂いにつられてやってきました。アーモはぼうやにシチューをわけてあげました。そのあともおいしい匂いは町中に流れて、おまわりさんやホットドッグやさん、タクシーの運転手さん…とうとうアーモのシチューがなくなっちゃった!すると…。
シチューの匂いが漂ってきそうな絵本です。 -
読むと心がとても温かくなるお話。
作者のあとがきを読んでまた、本当に素敵なお話だなと思わせられる。
千代紙や英字地図のような柄を切り貼りした、パッチワークのような絵も魅力的な1冊。 -
また新一年生に読んでやれる絵本ができました。
美味しいシチューを作っていると、匂いにつられて、いろいろな人がやってきます。
気のいいアーモは、どうぞどうぞとみんなにわけてやりましたが、肝心の自分が食べようとしたら、お鍋は空っぽ。
がっかりしたアーモにみんながくれたものは……。
今年の一年生たちは、やっぱり、そうでなくちゃね!
とうなづきあって、満足してくれるでしょう。
2021/04/14 更新 -
心遣いと愛が溢れる素敵な絵本。
シチューがめっちゃ上手なおばあちゃんが
たくさんの人におすそ分けをするけど
最終的には自分が食べる分が無くなる。
でも分け与えてくれた人達が
最終的に恩返しに来てくれた。
アーモはイボ語で「女王」
でも作者は祖母のことをアーモと読んでいたらしい。
主人公のおばあちゃんをアーモと照らし合わせたゆえの作品 -
シチューをつくっていたら、においにさそわれていろんな人がやってきて、みんなにわけていたら自分の分がなくなってしまったアーモ。
さいこうの夕ごはんになるはずだったのに…とがっかりしていると…
単純だけど心温まるお話と、コラージュで描かれた絵がユニーク。 -
みんなでごはんをたべるところがすき。おいしそうだなぁ、ぼくもたべたいなぁとおもった。
アーモがみんなにシチューをわけてあげたから、じぶんのなくなるのにわけてだいじょうぶなのかなっておもった。 シチューおいしそう。 -
これは切り絵かな。話は決して目新しいものではないけれども、絵はちょっと時間をかけて見たくなる。
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やさしい気持ちになりました。
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独特の色味とタッチや切り絵を使っているところが、見ていて心惹かれるイラストだった。
また内容も、私自身が大事にしている食事をみんなにシェアし、楽しいひと時を過ごすといったもので、子供にも伝えたいものだった。 -
2021絵本50
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分け与えるものには、その恩恵がある。「がっかり」が喜びに変わるところがいい。
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自分のことより人のことを想う、アーモの優しさが溢れる一冊◎
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親が大好きな本
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