観光人類学の戦略―文化の売り方・売られ方 (SEKAISHISO SEMINAR)

著者 :
  • 世界思想社
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レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784790707530

作品紹介・あらすじ

バリ、ハワイ、フィジー…世界各地で繰り広げられる観光は、なぜこれほどまでに人をひきつけるのか。観光独自の問題とはなにかを考察し、観光研究のための新たな戦略を模索する。

感想・レビュー・書評

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  • インバウンドガ— 観光立国という名の亡国。政府が主導して行うべきものでもない打つ手のなしの博打的方策と、それに便乗し跋扈する智慧なきマーケティング屋。観光立国という標題形成は、国家衰退の徴候を示す指標である可能性がある。古川美穂の「東北ショックドクトリン*」にもあるように、「福島第一原発観光地化計画*」などと称して、もはや哲学者や建築屋までもが、囃子の軽さを自意識的に戦略化するとともに、この観光主義に便乗している始末だ。

    カネを刷るだけの、日本の奨学生が苦しむなかで留学生を優遇し移民を呼び込むだけの、観光立国を叫ぶだけの、國民を信頼しない愚かな国家に未来はない。

    「観光」を今一度哲学しなければならない。その転回と國民のために。

    * https://booklog.jp/item/1/4000610279
    * https://booklog.jp/item/1/4907188021

  • 文化観光と観光文化について

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プロフィール

2018年5月現在京都文教大学非常勤講師

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