ジャーナリズムを学ぶ人のために

  • 世界思想社 (1999年12月20日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784790707882

感想・レビュー・書評

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  • 【メモランダム】
    ・本書の後継として(?)、『現代―――〈第二版〉』が2018年に刊行されている。
    出版社〈https://sekaishisosha.jp/smp/book/b355440.html
    ブクログ〈https://booklog.jp/item/1/4790717151

    【書誌情報】
    編著者:田村紀雄 |林利隆
    定価:1,950円+税
    出版年月日:1999/12/25
    ISBN:9784790707882
    版型:4-6
    頁数:320
    〈2000年〉という社会が、高度情報化、ビッグバン、規制緩和に激しく傾斜している。新ミレニアム時代のジャーナリズムはこれをどう迎え撃つのか。変革の時代におけるジャーナリズムを学ぶための好入門書。ジャンル別参考文献目録付き。
    https://sekaishisosha.jp/smp/book/b354594.html


    【簡易目次】
    はしがき [i-ii]
    目次 [iii-ix]


    第1章 大学におけるジャーナリズム教育[田村紀雄] 003
    1 ジャーナリズム教育と新聞学 003
    2 コミュニケーションの発達を背景に 007


    第2章 メディアの自由の歴史 ――英米の理論の系譜[大井眞二] 020
    1 古典的自由論の起源 020
    2 古典的自由論の変容 025
    3 現代的自由論の展開 029
    4 現代的自由論の新たな課題 034


    第3章 社会的情報としてのニュース[吉岡至] 040
    1 ニュースとは何か  040
    2 何がニュースとなるのか 047
    3 ニュースはどんな働きをしているか 053
    4 現実のホログラム 060


    第4章 国際報道の実際と今後の課題[浜崎紘一] 062
    1 国際報道の新環境 062
    2 新聞社の海外取材網 064
    3 国際報道の課題 071


    第5章 取材報道活動と法・倫理[原田三朗] 078
    1 取材報道活動の構造 078
    2 取材報道と法的規制 082
    3 ジャーナリズムの倫理 089
    4 ジャーナリストの職業倫理 093


    第6章 「記者クラブ」制度とジャーナリズム[林利隆] 098
    1 記者クラブをめぐる今日的論議 098
    2 記者クラブの機能と活動 104
    3 記者クラブの歴史 107
    4 記者クラブの問題性 110
    5 記者クラブ制度の将来 114


    第7章 メディア監視とアカウンタビリティ組織[前澤猛] 118
    1 メディアの役制「ウォッチ・ドッグ」 118
    2 メディア監視機構の必要性 120
    3 メディア監視、三つの機関 123


    第8章 メディアにおけるマイノリティとジェンダー[土屋礼子] 132
    1 メディアにおける少数派 132
    2 民的マイノリティとメディア 133
    3 メディアにおけるジェンダー 141


    第9章 権力と新聞[塚本三夫] 146
    1 「権力と新聞」問題へのアプローチ――いくつかの前提 146
    2 「権力と新聞」――基本的内保軸としての対抗関係の歴史性 149
    3 『近代における「対抗関係」の特質 154
    4 権力―関関係の規代 157


    第10章 新聞と文化[植田康夫] 161
    1 文芸欄に端を発する文化欄 161
    2 漱石が作った朝日の文芸欄 163
    3 大阪毎日新聞と都新聞の場合 165
    4 出版文化や演劇界への影響 168
    5 新しいジャンルを扱う現代の文化欄 170
    6 現代にいる文化欄の機能 172


    第11章 余情報産業としての新聞社[上田裕] 176
    1 社会の到来 176
    2 幅活動の構造と余暇情報 178
    3 余暇情報と新聞 183
    4 余暇情報産業としての新聞社の課題 186


    第12章 新聞の技術革新[権田萬治] 189
    1 デジタル化時代の新聞 189
    2 戦後の新聞の技術革新の歩み 193
    3 技術革新と新聞編集 197
    4 印刷面での技術革新 200
    5 これからの新聞製作の技術革新 202


    第13章 エレクトロニクス化と新聞[小宮山惠三郎] 204
    1 新聞社の情報ネットワーク化の背景 205
    2 新聞社のエレクトロニクス化とネットワーク 209
    3 新聞社のエレクトロニクス化の現状 214


    第14章 データベース産業としての新聞社[後藤嘉宏] 221
    1 新聞社のデータベース産業化の背景と問題点 221
    2 新聞社のデータベース・サービスの歴史 226
    3 新聞社のデータベースの現状 229
    4 新聞社のデータベース産業化の社会的意義 234


    第15章 読者・視聴者とジャーナリズム……
    ――ジャーナリズムに向き合う「私たち」の諸問題[藤岡伸一郎] 238
    1 読者・視聴者=「私たち」の変化 238
    2 メディア・リテラシーと「私たち」の視点 244
    3 新しい「私たち」の向き合い方 248


    第16章 ジャーナリズムと地域社会[中北宏八] 268
    1 新聞、出版と地域社会 255
    2 放送と地域社会 260
    3 ニューメディアと地域社会 264


    第17章 職業としてのジャーナリスト、その労働市場[佐藤正晴] 268
    1 ジャーナリストの条件 268
    2 ジャーナリストの基本的性格 271
    3 これからのジャーナリスト 274


    付参考文献目録(吉岡至・作成) [281-300]
    執筆者 [302-304]

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著者プロフィール

東京経済大学名誉教授。

「2014年 『日本人移民はこうして「カナダ人」になった』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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