零度の社会―詐欺と贈与の社会学

著者 :
  • 世界思想社
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  • Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784790711483

作品紹介・あらすじ

道徳や規範、イデオロギーから限りなく遠ざかることで社会の原点に立ち返る。不確定性に満ち、ときに暴力が噴出する世界から秩序が生まれる瞬間をとらえ、社会の成り立ちを考察する。

感想・レビュー・書評

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  • ジンメルの「よそもの」概念に、筆者オリジナルの「両義的他者」の要素をmixして、「社会性零度の世界」に住む「純粋な詐欺師」の存在を明らかにした本。私としては、社会の枠の外に存在し、その流動性が故に逆に制度枠組みの中にいる人間よりも多弁に「社会とは何か」を語ってくれる「詐欺師」論に賛成なのだが。amazonなどを見る限り、頗る売れていない…から、もしかしたらそれほどでもないのかもしれない。苦笑

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著者プロフィール

関西学院大学社会学部教授
1957年生まれ。著・編著に『資本主義と他者』(関西学院大学出版会 1998年)、Fissures (Ed. de la Villette, 1998)、『文化遺産の社会学』(編:新曜社 2007年)、『零度の社会──詐欺と贈与の社会学』(世界思想社 2005年)、Scams and Sweeteners(Trans Pacific Press, 2007)、『開発空間の暴力』(新曜社 2012年)、Un Japonais en Haute-Marne (Ed.Chatelet-Voltaire, 2015)など。

「2017年 『中国雲南省少数民族から見える多元的世界』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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