互助社会論: ユイ、モヤイ、テツダイの民俗社会学

著者 : 恩田守雄

• 世界思想社教学社 (2006年6月1日発売)

作品紹介・あらすじ

かつて日本の村落社会で多く見られたユイ、モヤイ、テツダイといった互助行為と、それに基づく互助社会について、膨大な歴史・民俗的資料や緻密なフィールドワークによって捉え直し、そこから現代のボランティア社会の望ましいあり方を模索する。

感想・レビュー・書評

[別府さんの感想 · 2014年11月15日]

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かつて日本の村落社会で多く見られたユイ、モヤイ、テツダイといった互助行為と、それに基づく互助社会について、膨大な歴史・民俗的資料や緻密なフィールドワークによって捉え直し、そこから現代のボランティア社会の望ましいあり方を模索する。

[tsukikageyaさんの感想 · 2012年10月5日]

村落共同体の研究からユイ、モヤイ、テツダイの文化を研究し、互助のあり方を歴史的空間的に考察し、詳しく定義し整理した良著。

膨大な資料を駆使して緻密な立論が行われ、切り口としても非常に面白い。学問的文献として価値あるのみならず、これからの社会のあり方を考えて行く上での概念的枠組みを得るという点でも有用な一冊。

著者プロフィール

2018年12月現在
流通経済大学社会学部教授

「2018年 『支え合いの社会システム』 で使われていた紹介文から引用しています。」