母語教育という思想―国語科解体/再構築に向けて (SEKAISHISO SEMINAR)

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  • 世界思想社
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  • Amazon.co.jp ・本 (355ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784790713395

作品紹介・あらすじ

いま教育現場には、単なるハウツーではない理論が求められている。しかし、国語教育の現場で必要とされる理論と、言語学/日本語学や文学研究が基盤としている理論とには絶望的な差異が存在する。新しい学問「母語教育学」に立脚して、その差異をつなぐ手立てを模索する。

感想・レビュー・書評

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  • 広島大学の難波先生の著作である。国語科で文学を取り上げることを批判し、センター試験からも小説・古文・漢文を除くことを主張する。国語科とは何を教える教科なのか、様々に考える結果、国語科のスクラップ&ビルドに行き着いた感じだ。
    その考えに賛同するわけではないが、傾聴すべきではある。文学偏重の実態はまだまだ強固に残っている。これからの国語科の姿を考えていくべきだろう。
    国語科の目標が、学習者のメタ認知を変容させることだ、と断言しているのは違和感を感じた。そればかりではないのでは?もっと言語面での方向があってしかるべきではないか。
    いろいろ考えながら読むことのできた本であった。

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