ドラッグの社会学―向精神物質をめぐる作法と社会秩序 (SEKAISHISO SEMINAR)

著者 : 佐藤哲彦
  • 世界思想社 (2008年10月30日発売)
3.00
  • (1)
  • (1)
  • (3)
  • (1)
  • (1)
  • 本棚登録 :23
  • レビュー :4
  • Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784790713692

作品紹介・あらすじ

マリファナ・覚醒剤・LSDなど薬物をめぐる作法はどのようなものなのか?それは、どのように形づくられてきたのか?使用者自身のリアルな語りからその作法を浮き彫りにし、自由化運動と統制政策から社会秩序についてかんがえる。

ドラッグの社会学―向精神物質をめぐる作法と社会秩序 (SEKAISHISO SEMINAR)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • Junk is not a kick. It's a way of life. ドラッグとは刺激ではない。それは生き方だ。

    使用者であり続けたいのであれば、自制できなくてはならない。

    アメリカ
    ドラッグを禁止したのは1914年のハリソン法

  • ちょっとややこしい文体だけど,違法薬物についてのステレオタイプを解体してくれる点は有益。ドラッグ使用の実態,犯罪化の歴史,欧州を中心とするハームリダクションの流れ。
    「嫌だからないことにする」とか「ゼロ寛容で撲滅!」というのでは問題は解決しない。仲間うちだけで平穏に使用を続けるという多くの使用者の存在は厳然としてある。国によっても政策は様々。オランダでソフトドラッグOKというのはよく聞く話だけど,殺菌済注射針の支給とか,ヘロインを使うための部屋を提供する教会があるなんていうのは驚いた。もちろん治療目的だけど。
    一つ期待はずれだったのは,多くの問題が集中してると思われる生産・流通過程が扱われていなかったこと。筆者の手に余るのかも知れないが,その点どう考えるかということくらいは示して欲しかった。

  • あんまし読んでないッス。ギャンブルとヤク絡めようと思って自粛した。

  • <DIV style="background-color : white ;color :black ;padding : 8px 8px; border : 1px inset #ddd; margin : 0px 5px;">大麻騒動が喧しい昨今、一つの疑問。酒と麻薬はどこがどう違うのか。そんな疑問から読み進める。残念ながら答えはなかった。むしろ同一性の方がいっそう印象づけられた。麻薬使用者に於いても「生活をぶっ壊すのはヤバい」とコントロール下の酩酊が強く意識されているという。覚せい剤も「人間やめますか」イメージばかり先行しているが、常用の不可避性と根絶の必要性を「ドラッグ廃絶パラダイム」として相対化する。こういう社会学的な相対化は「ドラッグ容認」を批判されるのも、まあ当然かもしれない。秩序のありかたについては、周縁化より社会化、機械的連帯でなく有機的連帯を構想する。デュルケムの理論に依るのは何だか唐突な気もするが。</DIV>
    出版社/著者からの内容紹介
    麻薬とは刺激ではない。それは生き方だ。----W.バロウズ
    マリファナ・覚醒剤・LSD・ヘロインなど薬物をめぐる作法はどのようなものなのか? それは、どのように形づくられてきたのか? 使用者自身のリアルな語りからその作法を浮き彫りにし、自由化運動と統制政策から社会秩序について考える。

全4件中 1 - 4件を表示

佐藤哲彦の作品

ドラッグの社会学―向精神物質をめぐる作法と社会秩序 (SEKAISHISO SEMINAR)はこんな本です

ツイートする