説得コミュニケーション論を学ぶ人のために

  • 世界思想社
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784790714064

作品紹介・あらすじ

「公的な説得の技法」としてのレトリックを、政治、メディア、歴史、物語、イデオロギーなど、さまざまな文脈(コンテクスト)においてコミュニケーション論的に批評する方法を紹介する。

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  • 【版元】
    編者:鈴木健 |岡部朗一
    価格:2,000円+税
    出版年月日:2009/04/30
    ISBN:9784790714064
    版型:4-6 324ページ

    「公的な説得の技法」としてのレトリックを、政治、メディア、歴史、物語、イデオロギーなどさまざまな文脈(コンテクスト)においてコミュニケーション論的に批評する方法を紹介することにより、批判的(クリティカル)な「言語力」の養成を図る。
    http://sekaishisosha.jp/smp/book/b353984.html

    【簡易目次】
    はじめに (鈴木 健)

    第一部 導入編
    序章 (鈴木 健)
    第1章 なぜレトリック批評をするのか (岡部朗一)
    第2章 レトリック批評とは何か (鈴木 健)
    第3章 どのようにレトリック批評をするか (奥田博子)

    第二部 実践編
    第4章 政治とレトリック批評 (岡部朗一)
    第5章 メディア批評とレトリック (鈴木 健)
    第6章 イデオロギーとレトリック (板場良久)
    第7章 ケネス・バークのあまりにレトリカルな歴史/物語・記憶 (藤巻光浩)

    おわりに (岡部朗一)
    人名・書名・作品名索引/事項索引

    ■トピック
    1 大統領の定義する力(鈴木 健)
    2 叙述的分析モデル―― 中島みゆきの「地上の星」を題材にして(奥田博子)
    3 レトリカル・セットとしての就任演説と離任演説(岡部朗一)
    4 メディアとイデオロギー(鈴木 健)
    5 戦時下のアニメ『くもとちゅうりっぷ』のイデオロギー批評(板場良久)
    6 パークのモーティブ(Motives)解明のための「文法」と四つの基幹語(four master tropes)
    7 人間の定義(藤巻光浩)

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著者プロフィール

南カリフォルニア大学客員教授及びケンブリッジ大学客員研究員を経て、現在、明治大学情報コミュニケーション学部教授。ノースウエスタン大学よりコミュニケーション学博士(PhD)/メディア批評及びカルチュラル・スタディーズ。
主な編著書に(共編)『説得コミュニケーション論を学ぶ人のために』2009年, (共編)『パフォーマンス研究のキーワード』2011年, The Rhetoric of Emperor Hirohito: Continuity and Rupture in Japan's Dramas of Modernity. 2017年, The Age of Emperor Akihito: Historical Controversies over the Past and the Future 2019年, Political Communication and Argumentation in Japan 2023年、翻訳書に(共訳)『議論学への招待ー建設的なコミュニケーションのために』2018年がある。財部剣人のペンネームで『マーメイドクロニクルズ 第二部 吸血鬼ドラキュラの娘が四人の魔女たちと戦う刻』を2021年出版。

「2023年 『ポップ・カルチャー批評の理論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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