南アジア社会を学ぶ人のために

制作 : 田中 雅一  田辺 明生 
  • 世界思想社
3.33
  • (0)
  • (1)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 21
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784790714903

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • インドではいまだに同じ宗教、同じカーストでの結婚。
    カーストを超えた付き合いは田舎ではほとんどない。
    不可触民が1.6億人いる。不可触民政策がかえって差別を助長している。
    既婚女性が自分の身体と家の中を清潔にしておかないと先祖が水を受け取らないと信じられている。
    ヒジュラ(同性愛者)は、家を捨ててヒジュラの元に行く。これもインドの伝統。これらはいつまで続くのであろうか。

  • インドネパール方面の仕事に備えて予習のつもりで図書館でかりる。カースト、大家族制、ヒンドゥー教でくくられることがおおいが、現実にはそんなシンプルなものではなく理解し難い地域と感じた。裏を返せぱリッチな文化を持っているということであり、いつかこの目で見てみたい。
    カーストについては我々の感覚からは非合理に思えるが、ユーラシア大陸の中間点で多様な文化にさらされ続ける中、自らを保ち社会を安定させるための手段だったという意見も紹介されており、割り切れるものでは無いことが良くわかった。丸々理解する気合がないなら、何も知らない外人として距離をおいて付き合うのが礼儀なのだろう。

  • 南アジアを学ぶ上で大切な風習=文化を各研究者が著

    南インドのトダという集団は一妻多夫
    その理由は女の嬰児殺しによる男性過剰を解決するため
    (本当にその理由で一妻多夫になったのかな?)


    イギリスの植民地支配が残した社会間の断絶
    つまりカーストの固定化
    統治システムを補完するための国勢調査
    調査要員はバラモンカースト
    何が起こるか、どんな事が記述されるかは火を見るより明らか。
    バラモンのカースト観が反映された調査、それが現実世界に及ぼしたインパクト

    ジャジマーニーシステムが植民地支配の遺産だって話はホントのぱなし?

  • 南アジア
    イギリスの植民地

    近代はイギリスの植民地的近代として現れる。

    宗教と人口による集団区分→分割政治
    カースト間の競争関係→カースト政治

    イギリス支配からの独立→ポストコロニアル

    植民地主義への批判→ポストコロニアルの主体として自らか植民地主義の枠組みの中で完全に自由でない。

    特徴→大家族、カースト、ヒンドゥー
    しかし、これだけではない。

    一章

全4件中 1 - 4件を表示
ツイートする