イギリスの今〔第四版〕―文化的アイデンティティ

制作 : マイク ストーリー  ピーター チャイルズ 

• 世界思想社 (2013年12月21日発売)

作品紹介・あらすじ

悠然と構えているかに見える「イギリス」。しかし移民問題をはじめ政治的、社会的な事柄を抱え込み、多様性・差異性が強まるなか変動は著しい。そのイギリスの文化的アイデンティティ形成の現状を知る。原書は優れた現代文学評論・文化論者ピーター・チャイルズとマイク・ストーリーが編集、四版を重ねた定評のイギリス文化の必携書。本書は待望久しい本邦初の翻訳書である。

感想・レビュー・書評

[別府さんの感想 · 2015年7月19日]

　悠然と構えているかに見えるイギリスの今だが、移民問題などの政治的、社会的な事柄を抱え込み、多様性・差異性が強まるなか変動は著しい。原書はＰ・チャイルズ等が編集し四版を重ねた定評のイギリス文化必携書。文字通り待望久しい翻訳書。
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【目次】
はしがき　iv
図版掲載ページ　ix
図表掲載ページ　xii
寄稿者　xiv
本書の訳語について　xv

序　章　過去のイギリスの亡霊（マイク・ストーリー、ピーター・チャイルズ）　001

第一章　場所と民族――地方と国民／国家（ピーター・チャイルズ）　051

第二章　教育、労働、そして余暇（マイク・ストーリー）　119

第三章　ジェンダー、性、家族（ロバータ・ギャレット）　191

第四章　若者文化とスタイル（ジョー・クロフト）　237

第五章　階級と政治（フランク・マクドノー）　281

第六章　民族性と言語（ゲリー・スマイス）　315

第七章　宗教と文化遺産（エドマンド・キューシック）　361

結　論　イギリスの将来展望（ピーター・チャイルズ）　419

用語解説　　449
監訳者あとがき　　463
索　　引　　[02-27]