ローカルボクサーと貧困世界〔増補新装版〕 マニラのボクシングジムにみる身体文化

  • 世界思想社 (2024年1月17日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (396ページ) / ISBN・EAN: 9784790717898

作品紹介・あらすじ

日本の興行にも必要な「敗者」を供出する、フィリピンの貧しいボクシングジム。ここで著者が寝食を共にした裸一貫の拳士たちの、真の闘いに注目せよ。もう、財力にお膳立てされた「スポーツ」が物足りなくてしょうがない。――(藤原辰史 歴史学者)

ここで問われているのは、「人々はどのようにして生きているか」という普遍的な問いだ。まるで、息を止めて冷たく暗い夜の海に深く潜るように、石岡丈昇は現場に入っていく。――(岸政彦 社会学者)

寝食を共にする調査によって描き出された、ボクサー達の生き様。国際的なマーケットに組み込まれ、闘い続ける彼らはどんな人生を生きているのか。岸政彦氏による解説、ボクサーたちのその後を描く「後章」を加えた、待望の増補新装版。

感想・レビュー・書評

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著者プロフィール

日本大学教授

「2025年 『スポーツで社会学する』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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