リフレーミング: 心理的枠組の変換をもたらすもの NLP神経言語学的プログラミング
- 星和書店 (1988年4月8日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784791101696
作品紹介・あらすじ
リフレーミングとは、意味を変えるために、その人がもっている枠組(フレーム)を変えることである。意味が変われば、その人の反応や行動も変わる。すなわち、問題とされ、否定的なものとされてきたことをその人のリソースに変えるための働きかけである。本書は、神経言語学的プログラミング(NLP)の方法に基づく心理臨床の実践書である。
感想・レビュー・書評
-
なかなか面白い内容である。専門的かつ上級者用で素人が実践するには向かないため星二つとした。人間の心が一つではなく、多種多様な「パート」に分かれており、それぞれに目的をはっきりさせる、という方法は理にかなっていると思う。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
アマゾン紙
-
結構、広まっている気がしましたが、意味のリフレーミングに即効性を感じている方をある場所で多く見受けました。
意味のリフレーミングは、ネガティブな言葉(主に形容詞)をポジティブな言葉に変換することです。例えば、
『あきっぽい』→つぎつぎと新しいことを発見して提案できる人です。チャレンジ精神旺盛で、人を巻き込みながら多くのことを開発して行くことができます。
『あきらめが早い』→いつまでもくよくよとすることがありません。新しいことにチャレンジすることができる人
です。
これは、上司の部下の査定や教師の生徒への視点変換で活用されます。
この本は、専門家向けですが、きちんと文脈や状況に即したリフレーミングをしたい方には必読です。
他に似た概念のコーピングの本もかなりビジネス書として出版されています。 -
NLPは「人生の選択肢が増やす」ということが納得できる1冊。
-
正直、すごく読みにくい本だった。これはNLPの本質を伝えるために、原著をできる限り忠実に訳すという作業が必要だったからだと思われるが、会話形式なのに、言い回しが絶対日本語ではそう言わないだろうというリアリティのない文になっているため、なかなかイメージが伝わってこなかった。
ただし、考えながら読むと、理論上避けられない表現なのかな?とも思うし、なんとも言い難い。
大切なことは沢山学べるが、読むのには苦労する。
原著にあたれる能力が欲しいと心底思った。 -
これは読むのに時間がかかった.
彼らの実際のワークの様子とエクササイズ,参加者との質疑などを
ほぼそのまま再現しようとしているため.
そして,エクササイズそのものが言葉では再現しにくいため.
しかし,先駆的なものとしての価値は高い(原書は1982).
専門用語の訳を変えた方がいいと思われるものが一部ある.
・内部作戦→たぶん内的方略
・代表システム→たぶん表象システム
正確には原書にあたる必要あり.
最後の解題は,NLPの立場を簡潔にまとめてあり,有用. -
●未読
●未読
◎「起きていることはすべて正しい」(勝間 和代/ダイヤモンド社(2008-11-29)p.107・331で紹介
【NLP(神経言語プログラミング)の概念を完成させたリチャード・バンドラー著。
★◎「起きていることはすべて正しい」に近い事を説明。《起きたことを覆すことは出来ない。しかし、、物事の捉え方を変える、すなわち、リフレーミングすることは出来る」と言う考え方。》】