BPD(境界性パーソナリティ障害)を生きる七つの物語

  • 星和書店
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レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (494ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784791106349

感想・レビュー・書評

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  • 実例が、要約ではなくてストーリーになっているのが、わかりやすいのと身近な感じなのとでよかった。
    当事者へのアドバイスもあるし、支援者へのアドバイスもあるし、だれが読んでもヒントになりそうです。
    (それができたら苦労しないよ、というのもあるのだけど)
    くすりのこと、いろんななんたら療法のことなども、とてもバランスよく、参考になりました。

    BPDではないんだけどね、
    それでも、内容のあれやこれやが生きるヒントになりましたよ。

  • 1994年に横浜で開かれた第10回国際エイズ会議の関連イベントでお世話になった吉永陽子さんが監訳された「境界性パーソナリティ障害」を理解するための本です。
    正直言って読むのがとってもしんどかったです。境界性パーソナリティ障害の症例を6人の患者さんのストーリーに沿って理解していく章建てになっているのですが、どの方もとても「しんどい」障害であることに読んでいるこっちが「しんどく」なります。
    でも、その中の何人かは「20代から30代の頃の自分」だったかも・・と思うような一面がありました。私も些細なことで激怒して、大切な友人を失くしたことがあります。私の場合は「障害」とは呼べなかったかもしれませんが、「境界性パーソナリティ障害」という病気にとても共感を覚えました。だから夢中で読んでしまいましたが、やっぱり読み終わるとぐったり「しんどく」なります。
    訳者あとがきで、吉永さんは「これは六人だけの物語ではありません。六人だけの物語に終わらせてはならないのです。そこで、『BPDを生きる七つの物語』とすることにしました。」と書かれています。とっても素敵ですよね。
    この本を読んだだけで私が7つ目の物語に加われるとは思いませんが、エイズのイベントの時みたいに、何かいつかお手伝いすることができたらいいなと思っています。そして一人でも多くの方がこの本を手に取り「境界性パーソナリティ障害」について理解を深めてくださったら素敵なだなぁと思っています。
    吉永さんは今、東京・三鷹市にある長谷川病院で精神科救急の第一線で活躍されていらっしゃいます(っていうか院長さん)。

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