不安の病

著者 :
  • 星和書店
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レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784791107162

感想・レビュー・書評

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  • 不安との闘い。久しぶりに精神神経関係の書籍を読むことになった。治療の理論、特に認知行動療法が有効であろうことは判るのだが、いざ当事者になるとなかなかに難しいと感じる。本書で引用されている森田療法の「絶対臥褥」「煩悩即解脱」という用語は時代を感じさせるが、重く頼りがいのある言葉に思える。

  • 不安やパニックの症状は動機や過呼吸など運動により生じる症状に似ている。普通の変化にもかかわらず、注意を向ければ向けるほど不安・パニックとなる。しかし、不安なことを避けていると不安は強まる。従って、誰かと一緒とか、短時間等、段階的に恐怖突入してみて(段階的暴露)、パニック発作が起きないか、安全であることを練習・体得することが治療となる(森田療法の煩悶即解脱)。

  • 正しいことでもこだわると過剰な反応、行動が出現する。
    過剰な気配りは疲れるだけでなく自己嫌悪にも陥る。
    不安なことを避けていると不安が強まる。
    本人が気付かないうちに不安の反応が体に生じることがある。
    正しいことでもこだわると過剰な反応、行動が出現する。認知の歪みとは安全あんことぉ危険なことと自動的に考えてしまうこと。
    社会恐怖の治療では社会状況に突入して自己への集中をやめて、周囲を館s夏しあとでくよくよ考えることをやめることで、自己否定的な思い込み(認知のゆがみ)を修正する。

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著者プロフィール

千葉大学大学院医学研究院精神医学 教授。精神科医。1958年,東京都生まれ。1984年,千葉大学医学部卒業。1884年,千葉大学医学部附属病院神経精神科研修医。1986年,国立精神・神経センター精神保健研究所 薬物依存研究部 薬物依存研究室室長。1997年,浜松医科大学精神神経医学講座助教授。2000年,千葉大学医学部精神医学講座教授。2001年より現職。専門は臨床精神薬理,認知行動療法,疼痛性障害,薬物依存など。

「2018年 『不安や心配を克服するためのプログラム 治療者用ガイド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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