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- Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
- / ISBN・EAN: 9784791107858
感想・レビュー・書評
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前半では、1章のACTの哲学的背景、2章の言語行動とは何か、3章の関係フレーム理論、4章のACTの基礎理論:ルール支配行動など、
ACTの背景理論の部分が詳しく書かれていたので基礎的な勉強になりました。
5章では関係フレーム理論からみた精神病理を例を用いて説明しており、ここまでの基礎的な理論の応用のような感じでした。
他には、当然ながらACTの心理的柔軟性・非柔軟性や、トリートメントモデル、ケースフォーミュレーションなどの章に加えてアセスメントツールやRCT、研究の紹介などもあり、ACTを知的に理解するにはバランスの良い本だと思いました。
ACTは自分にとってとても魅力的に映るのですが、まだ自身での体験に欠けるので、次、ACTの本を手に取るとしたらまずセルフヘルプ本である「ACTをはじめる」にいきたいです。
体験的に学ぶとともに自分の生きやすさ・生活の質向上にも繋げられたらなと思い中です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ACTに関して深いところまで平易に解説されている。他の心理療法とメタ的に比較することでACTを含む各心理療法の理解が深まった。
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