嘔吐恐怖症・会食恐怖症の臨床 当事者が語る“食べることに対する2つの恐怖症”の実際
- 星和書店 (2022年9月27日発売)


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本 ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784791111015
作品紹介・あらすじ
嘔吐恐怖症は、自身の嘔吐、嘔吐場面や吐しゃ物の目撃、他者の前で嘔吐することを過度に恐れる。会食恐怖症は、他者と同席の食事に強い不安感・緊張感を抱え、会食場面を回避しようとする。さまざまな背景を抱え、こうした苦しみに耐える人々は少なくない。
本書は、漫画や対話形式で、有効な対処法やVRを利用した最新治療を紹介し、当事者の声も多数取り上げる。医療現場でも認知されがたい恐怖症をわかりやすく解説した類のない書。
感想・レビュー・書評
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自身がこの症状で悩んでいて、症例もまさに自分だ!と感じるものでした。
スモールステップでどんな認知療法をすれば良いのか?について臨床からの専門的な内容を知ることができてよかったです。
さっそく薬物療法と併用します。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
必要に駆られて読んだが、とくに会食恐怖症は知らなかったので本書で知ることができてよかった。また、嘔吐恐怖症にも色々なタイプがあることがわかった。側から見れば、吐いたらいいだけではないか?と思うかもしれないが、当事者にとってはそれが死に等しいものであるというのが本症状をよく言い表しているのではないだろうか。
本書では、認知行動療法をベースにした治療が説明されており、そのやりとりが具体的に記述されているので治療への導入がイメージしやすい。資料も参考になった。VRの活用も非常に興味深いが、まだ限られた場所でしか受けられないので、今後の普及に期待したい。 -
女子栄養大学図書館OPAC▼ https://opac.eiyo.ac.jp/detail?bbid=2000060118
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著者プロフィール
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