超ビジュアル! 日本の歴史人物大事典

• 西東社 (2014年11月21日発売)

感想・レビュー・書評

[akiuwaさんの感想 · 2020年8月28日]

[墨田区図書館]

「ミラクルマスター 煌めきビジュアル日本の歴史人物事典DX」のような男児向けを探して予約した本。流石同じ西東社。出来れば同時に借りてきて収録人物の差とか、同一人物に関する解説の差も見たかったが、それは叶わず。

ただ先入観もあってか、冊子の作りとしてはほぼ同じ。「ミラクルマスタ―～」で一番興味を感じた、各時代冒頭でのまとめページはこちらにもあったが、前者はカルタ的な表記だったのがこちらでは年表形式。各説明に出てくる人物名はこの本内での人物イラスト付きで記載されているので、この本のイラストを好んで読む子にはイメージがつきやすそう。

ただ、「おもなできごと」としてまとめられた項目に「一休が6歳で僧になる」とか「大岡忠相が町火消しの制度をつくる」など、中学受験を意識した観点では不要なできごとや、「豊臣秀吉が朝鮮半島を攻める」などと出来事名などが簡略されていたりして、まとめ直したい内容となってしまっているのがやや残念。そういう意味では「ミラクルマスター～」のできごと内容がどうだったのか改めて気になるが既に手元になくて確認できず。個人的には同じ西東社なら、この後読んだ「小学生おもしろ学習シリーズ まんが日本の歴史人物事典」の方がとっつきやすいかな。