決定版 面白いほどよくわかる! 心理学 オールカラー (PSYCHOLOGY SERIES vol. 1)

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  • 西東社
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784791625628

感想・レビュー・書評

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  • 心理学の裾野の広さを感じる本。
    浅く読みやすい文量であるが決して浅すぎる事はなくイラストや解説も初心者にもわかりやすい。

    心理学者にも触れられたり、自分を掘り下げられたりする。
    気になる部分はより詳しく調べたくなる…そんな書き方でとで読みやすかった。

  • タイトルの如く、分かりやすい心理学入門。シリーズも読んでみたい。

  • いつか、心理学検定というものを受けてみたいと思って、読んでみました。
    心理学っていろいろあるんだね。
    数年計画で、こつこつと学習していきたいと思います。
    カラー図解、見開き1ページ説明で、とても読みやすかったです。

  • 心理学以外にも脳科学のような分野の項目もあった

  • 簡易的な辞書のような使い方ができる。

  • 心理学について詳しく知りたいと思って読んだ本。でも幅が広過ぎて、結局何だったんだろう?とモヤモヤした読後感。とりあえず興味を持てたものをメモしておく。

    ①ユングは無意識について研究をした人
    個人的無意識と普遍的無意識があり、前者は個人的な思い出、後者は誰の心にもある人類全体、共通の心。
    勉強するのが嫌いな人間が、たまたま興味のある分野に出会い、勉強が好きな自分を発見する。無意識の中には意識とは対照的なもう一人が隠れている。相反する自分がいることで、足りたい部分を補って人間の心は完全になる。

    ②ピアジュは子どもの遊びの成長段階の変化を捉えた人
    機能的遊び‥目的もなく手足を動かし、それが遊びになる段階
    象徴的遊び‥一人遊びが基本。二人になってもやっていることは別々
    ルール遊び‥象徴的遊びをもっとルール化した遊び。鬼ごっこやかくれんぼ。
    7歳頃になると、気の合う仲間と一緒に遊ぶようになる。これをギャングエイジと呼ぶ。仲間内でしか通じない合言葉や暗号を使う。

    ③人間の記憶の仕方について
    目や耳を通して入ってくる外界の刺激は、シナプスを伝わって大脳皮質の後頭葉へと伝わり海馬へ運ばれて記憶する。一方で喜怒哀楽などの感情や本能に関わる情報は、視床下部(ししょうかぶ)で感知されるが、その情報は大脳皮質を経由することなく、直接海馬まで到達する。そして強烈な記憶として残る。また記憶している内容を1ヶ月以内に2回以上反復することで長期記憶になることがある。

    ここで知った二人の学者についてもっと知りたいと思った。

  • 【個人的なメモ】
    ・人は興味、好意、興奮を感じたら瞳孔がひらく

    女性: 自己解決的コミュニケーション
    →自分の気持ちを表現する目的
    男性: 道具的コミニュケーション
    →ある目標を達成するする為に手段・道具として行う

    洗脳の3ステップ
    1.解凍: これまでの価値観感やアイデンティティを崩壊させる
    2.変革: 破壊された心は落ち着きを求める為、新たな価値観を受け入れようとする
    3.再凍結: 2を受け入れた人は昔の価値観と新しい価値観を連結させようとする、そこで周りの人達が新しい価値観を支持するように威圧的に説得する

    マインドコントロール
    ・行動のコントロール: 細かい行動を指示し、付き合う相手、睡眠時間も支持する。自分は良心的に行動してると錯覚する。
    思想のコントロール
    ・その教えに疑問を挟まないほどに徹底して教え込む
    感情のコントロール
    ・良心的組織は不安を与える
    情報のコントロール
    ・組織に批判的な情報を禁止する。


    現在の心理学から血液型への因果関係は見受けられない。信じ込むのはあたかも当てられていると思い込むから。
    これを自己性世就予言とよぶ。
    私個人出来にもAがどーとか、Oが大雑把とかどうでもよく、血液ごとで性格に影響はないと常々考えている

  • ☆興味分野への旅に出た

    心理学とは何?という問いから始まり、心理学の歴史や心理学における重要人物、探究する対象、展開される様々な分野や使われる場所など、網羅的に簡単に説明されている。イラストやコラムがついているので分かりやすく、前のページで話した内容が関連付けられて繰り返し出てきているので復習もしながら読むことが出来る。自分の心理学における興味分野を探すのにはとても良い本だった。同時に、心理学の対象となる分野が多すぎてどの学問にも首を突っ込む事が出来ることも分かった。心理学は自分の好きな言語学や教育に絡めて学んでいきたいと思う。

  • 心理学について書いた一冊。

    図が豊富でオールカラーでわかりやすかった。

  • 【概要】
    心理学の分野ごとにキーワードを目立たせ説明がされている。古典的なものから細分化された心理学分野までほぼ網羅されているので大枠を知るにはちょうど良い量
    【感想】
    初めて心理学を知る人にとってはとっつきやすく分量も多すぎないので読みやすい。興味がある分野から選んで読むことができる。
    「現代の家庭においては父親不在のような状態になり、母子一体化状態が進んでいる。なので、家族という関係においては夫と妻という関係より妻と息子という関係の方が強いことから、嫁が来ると三角関係の構図が出来上がる」
    という文章は非常に興味深かった。現代の家族の形は多様化しているが核家族化が進み始めた時代では夫が稼いで妻は家庭に入るといった形が多くその時代が一番「母+息子」の関係が強化された時代だと思う。
    いうなれば共働きが主流になるこれからの時代は嫁姑問題も減ってくるのではないかと感じた。

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著者プロフィール

監修:渋谷 昌三(しぶや しょうぞう)1946年、神奈川県生まれ。学習院大学文学部を経て東京都立大学大学院博士課程修了。心理学専攻。文学博士。現在は、目白大学名誉教授。主な著書・監修書に『ワルイ心理学』『閲覧注意の心理学』『大人のブラック心理学』(以上、日本文芸社)、『10秒で相手の本音を見抜く本』(三笠書房)などがある。

「2021年 『眠れなくなるほど面白い 図解 心理学の話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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