ユリイカ2009年1月号 特集=米原万里

  • 青土社
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本棚登録 : 160
レビュー : 12
  • Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784791701889

感想・レビュー・書評

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  • 本当に、いろんな人々に愛されていたんだと思う。

    昔働いていた職場が長くお世話になっていらした人でもあり、当時職場の長でいらした先生の同窓生であったそうで、亡くなられたときは職場がしんみりしちゃったのを覚えております。

  • (たぶん出た年に買ったのだけれど、登録を忘れていた)
    文藝別冊の特集号を読み終えて、改めて十年近く前の最初のムックを読み返す。

  • 米原万里ファン必読。

  • 丸ごと1冊米原万里。

    生前親交のあった、様々な分野の方々が、米原さんを悼んで文章を寄せています。それぞれに思い出があって、それぞれに印象深い。幼いころからの写真もたくさん載っていて、贅沢。もともと目力の強かった米原さん、あの囲みメイクを始めたのは、25歳くらいからだったよう。

    何人かの方が書かれていた、「米原さんは通訳として致命的なほど話し方がゆっくりだった」というのが特に印象に残りました。著作を読んでいるとどの作品も歯切れがよくて、話すのがすごく速い方かと思い込んでいたので。通訳のプロなのに、お話されているのを一度も拝見したことがない。残念。youtubeでも探してみようかな。

  • 2010年12月29日購入

    パンツ以来、米原万里にはまっていたので購入。
    中身はけっこう濃かった。
    妹さんの書いた家族向きの顔が興味深かった。
    佐藤優の記事なども面白かったし
    読み応えがある。

  • 米原万里の自著では見れない一面が垣間見れる貴重な一冊。
    気弱の故の強情さ、強いよろいをかぶせるかのような自分の見せ方。
    過大に物事を誇張し、シチュエーションを脚色するしたたかさ。
    きつく人に物事を言う姿勢。
    意図的に相手の質問/懸念点をかわして踏んづける会話の仕方。
    観察者であるゆえの弱点
    思う以上に周りの人々は彼女に知っていて、それを率直に書き連ねる。

    彼女の周りの人々の自我も見え隠れするのが面白い。
    どんな形での文章を書くのか、いかなる形で彼女に言及するのか、どれだけの書面を裂いて自分をプレゼンするのか。

  • 雑誌なので、米原万里氏に関しないページもある。追悼特集なので、様々な関係者からの追悼文中心の構成。あらためて米原氏の凄さを知った。

  • まざまな人が彼女について書いているものを読んで、米原万里という人の過激さ、鋭さがあらためて見えてきた。一方、その毒舌ゆえそばにいてつきあう人にも懐の深さが要求されるのではないかとも思えたけど。佐藤優が寄せた文章には、彼が逮捕される前日に米原万里から電話で今から一緒に食事をしようと言われたことが書かれていた。佐藤は当時、逮捕間近と言われており、連日マスコミ各社の記者と「集団登下校」状態。そこにあえて佐藤と一緒の自分の姿をさらすことで「私はこの人間を信用している」ということを示し、佐藤に対する「大バッシングの防波堤になろうとした」。その日は佐藤が今はそういう状態じゃないと断ったのだが、二人が会っていたらマスコミはどのように取り上げていただろうか。米原万里が佐藤優の保釈後の文筆活動を支援していたとは聞いていたが、こんなこと相当腹が据わっていなければできない。彼女でなければできない。

  • 実は、米原万里さんを知ったのはご本人が亡くなられてから。
    子どもの頃にチェコのソビエト学校に在籍。帰国後ロシア語の通訳として活躍。歯に衣着せぬ吹っ切れた発言に爽快さを感じるとともに、膨大な読書量に裏付けされた知性と博学ぶりに驚かされる。
    みんなが言っているように、もっと米原さんの小説やエッセイや書評を読みたい。残念でならない。

  • 実は2冊目

    1冊目はお風呂の中で毎回読んでいたらふやけてふにゃふにゃになってしまった。
    もう一冊買わなくてはと思っていたら、父がプレゼントしてくれた。
    須賀敦子全集とともに大切な蔵書になった。

    内容は米原万里のまわりの人々の言葉や、
    本人の昔の文章など盛りだくさんの内容で、
    繰り返し読めば読むほど新たな発見や出会いがあって面白い。

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著者プロフィール

東京大学大学院人文社会系研究科教授

「2020年 『ハーバード大学ダムロッシュ教授の世界文学講義』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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