ユリイカ2009年8月号 特集=菅野よう子 アニメ・映画・ゲーム…音の魔術師のすべて!!
- 青土社 (2009年7月27日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
- / ISBN・EAN: 9784791701964
感想・レビュー・書評
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【要約】
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【ノート】
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この作品の劇伴、いいな。
そう思うと菅野よう子さん作だったりする。
良い作品には良い音楽がついて、作品をより良くする。作品が音楽の感動を高める。
そんな劇伴を作る作曲家、作詞家たちに強く憧れる身として手にとった。
菅野さんに関しては関わった作品やCDを網羅してるわけではないのでにわかファンである(マクロスFのイメージが強かった)。
菅野さんがどのような考えで音楽を作り、またご本人のパーソナリティーが語られていて興味深かった。
すごくパワフルで、ご自身の知識、体験を基にしつつ感覚的に音楽を作れる方なんだなーという印象。
作品監督や演出といった制作スタッフの要望を掴んで、その上でより作品を面白く!という姿勢は職業人というか職人だなと思った。業種は違えど働く身として私もかくありたい。
菅野さんが関わられた作品、音楽に注目して色々観て(見直して)みたい。 -
あらゆるメロディは、バッハの時代に出尽くしたのだそうだ。
バッハのメロディは素晴らしいと常々思っていたけれど、そんなに言われるほどだったんだ。
クラシックって、構えて聴くようなものではないんだな。
たくさん聴いて、聴いて、聴きまくって、好きだと思う曲を探したい。
アーティストと職業音楽家は全く違う人種だ。 -
さまざまな人たちが、菅野よう子について語る。インタビューがこんなにごっそり入っているのも珍しいと思うのでそれだけでも買う価値ありだと思う。
音楽と洗脳の関係性ってホント深いと思う。 -
読めば読むほど、もう「天才」と言う言葉しか浮かばない。
そして、読んでいく内に、突出した人物と言うのは、
マイナス・エネルギーで形成されるものではない、と
今更ながら気付かされた。
逆境が生む芸術と言うのも多々あるとは思う。
純文学のくくりに入る日本の小説家たちが、
何故にああも自殺ばかりして世を去るのか。
それは身の内にマイナス部分を抱え、その反動で
未だ読み継がれる作品を書く事が出来たんだ、と思っていた。
根が明るくて開放的な人種よりも、内向的な人間の方が
芸術に向いているのだと長年思っていたが、
菅野よう子と言う人物について読む内に、
天才にはマイナスエネルギーは必要ないのかも、
と思うようになった。 -
菅野よう子の素晴らしさをいろんな人が書いている本。
マクロスF、七夕ソニック後に書かれたため、
それに関連した言及が多かった。
ユリイカらしい感じ。 -
面食らった。凄過ぎ。
好きで以前から聞いていたけど、膨大すぎる