ユリイカ 2019年4月臨時増刊号 総特集◎梅原猛

  • 青土社
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  • Amazon.co.jp ・本 (277ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784791703630

感想・レビュー・書評

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  • 「僕は三島と同い年なんだ。三島も三島なりに大きな悩みを抱えていたんだろうね。しかしね、僕はね、太宰のほうが、ずっと好きだな」
    専門家からはあれこれ注文や批判が多かったようだが、読者には人気があったのは、著作からほとばしる情熱や驚くべき仮説を見ると確かに!と思う。
    それぞれの方が取り上げる著書は全部読みたくなった。
    特に三島のことを書いた「日本冒険2 太陽の輪廻」と、太宰のことを書いた「地獄の思想」が気になる。

  • 本誌の評者の多くが、「私は梅原猛のよい読者ではない」と断りを入れてから書き出している。梅原はそういう思想家だったんだなと改めて思う。

  • 梅原先生の本、まだまだ読めていないものがある。とくに円空の本は早く入手して読みたい。

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著者プロフィール

1950年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。京都大学特任教授、秋田公立美術大学客員教授。人類学者。著書に『増補改訂 アースダイバー』(桑原武夫賞)、『カイエ・ソバージュ』(小林秀雄賞)、『チベットのモーツァルト』(サントリー学芸賞)、『森のバロック』(読売文学賞)、『哲学の東北』(斎藤緑雨賞)など多数。

「2023年 『岡潔の教育論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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