現代思想2011年12月臨時増刊号 総特集=上野千鶴子

  • 青土社
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  • Amazon.co.jp ・本 (309ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784791712373

感想・レビュー・書評

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  • 東大を定年退職された、上野千鶴子さん。正直、この方大嫌いでした。が最近みかけたお写真、ジェンダー論を引っさげて、社会を敵にまわしたような辛らつな持論を展開する彼女の、歳をとられ少し柔らかな表情にびっくり。思わずこの特集を手にしました。(笑)この特集、さまざまな彼女の周りにいる人たちの論評。その展開もリズミカルでなかなか読み応えあり。最初の数ページでどっぷりはまってしまいました。

     ちなみにわたくし、今はおひとりさまですが、ここまでジェンダー論を振り回すほどの力はまったくありません(爆)

  • 学生時代から読んできました。考えは売っても気持ちは売らない、研究者として、中流高学歴の人たちに受けてきた人の人間ぽっさまで読めるもので、上野千鶴子嫌いの人にもぜひ読んでいただきたいと思いました。

著者プロフィール

922−2015年。哲学者。1942年、ハーヴァード大学哲学科卒。46年、丸山眞男らと「思想の科学」を創刊。65年、小田実らとベ平連を結成。2004年、大江健三郎らと「九条の会」呼びかけ人となる。著書に『アメリカ哲学』『限界芸術論』『アメノウズメ伝』などのほか、エッセイ、共著など多数。『鶴見俊輔集』全17巻もある。

「2022年 『期待と回想』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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