現代思想2012年6月号 特集=尊厳死は誰のものか 終末期医療のリアル

  • 青土社
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  • Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784791712458

感想・レビュー・書評

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  • 現代思想ってこんなに酷い雑誌だったのかと嘆息。たくさんの引用文献、有名知識人の引用、情緒的な飾り言葉を羅列して、関連性の低い事象をむりやりくっつける感情論ばかり。知識人言論っぽさだけが全面的にでた意味の小さな特集でした。ほんと、読んでてイヤになりました。終末期医療とALSを人工呼吸器というツールで無理やり結びつけるなど、医者のぼくからみると極めて不誠実な態度です。終末期は終末期であり、ALSとそれとは直接関係ありません(もちろん、すべての人と同じように、いずれはALS患者にも終末期は訪れますが、それとこれとは話が違います)。うーん、思い出すたびに、むかむか。

  • 特集=尊厳死は誰のものか 終末期医療のリアル

    【討議 Ⅰ】
    生きのびるための、女子会 / 川口有美子+大野更紗


    【当事者】
    生きよ。生きよ。 在宅人工呼吸療法の黎明期を生きた男の遺言 / 長岡紘司 [解題=川口有美子]
    死に向けた 「自己決定権」 の異様さにおののくこと
     尊厳ある生をすべての人に保障する社会を求めて / 山本眞理


    【エッセイ】
    看取りの医療とは・・・・・・ / 町亞聖
    尊厳死法の危険な可能性 / 山田真


    【討議 Ⅱ】
    尊厳死法制化をめぐる係争点
     日本尊厳死協会×全国遷延性意識障害者・家族の会 / 井形昭弘+桑山雄次


    【臨床から】
    尊厳死論を超える 緩和ケア、難病ケアの視座 / 中島孝
    「在宅で看取る」 とはどういうことか 訪問診療の現場から / 佐々木淳
    福島の医療現場から見えてきたもの / 小鷹昌明


    【討議 Ⅲ】
    尊厳死法における生権力の作動 / 小松美彦+市野川容孝


    【死/終末期をめぐる政治経済】
    死に場所を探して / 小泉義之
    胃ろうの一〇年 ガイドライン体制のもとグレーゾーンで処理する尊厳死システム / 天田城介
    「ポスト・ヒポクラテス医療」 が向かう先
     カトリーナ “安楽死” 事件・“死の自己決定権”・“無益な治療” 論に “時代の力動” を探る / 児玉真美


    【生/死の 「選択」】
    犠牲を期待される者 「死を掛け金に求められる承認」 という隘路 / 大谷いづみ
    生と死の 〈情念的語り〉 についての覚書 / 荒井裕樹
    意識障害における尊厳死で何が問われるか その予備的議論 / 戸田聡一郎


    【医療×司法】
    灰色の領域で太るもの 終末期医療と刑事介入の一〇年 / 岡本とをら

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プロフィール

ノンフィクション作家、NPO法人さくら会理事、有限会社ケアサポートモモ代表取締役、日本ALS協会理事。『逝かない身体』(医学書院)で第41回大宅壮一ノンフィクション賞受賞。

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