現代思想 2015年11月号 特集=大学の終焉 -人文学の消滅-

  • 青土社
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  • Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784791713080

感想・レビュー・書評

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  • 「現代思想」の大学特集は毎回楽しみにしている。改めてその理由を考えてみた。多分こういうことが背景にあると思う。職場というではないのだが、ある組織に所属していると、構成員間で考え方や意見が自ずと似通ってきて、相互に共鳴し合うことが多くなる気がしている。さらに教育社会学から専門分化した高等教育論の論考を中心に読むことで、ディシプリン内にいる心地良さを無意識のうちに求めていたのかもしれない。本書はそうした状況を、一度解放してくれる貴重な雑誌である。

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著者プロフィール

鵜飼 哲(うかい・さとし):1955年、東京都生まれ。京都大学大学院文学研究科修了後、パリ第8大学に留学し社会科学高等研究院のジャック・デリダのセミネールに通う。一橋大学名誉教授。著書に『いくつもの砂漠、いくつもの夜』ほか。デリダ、ジュネなどの翻訳も多く手掛ける。

「2023年 『動物を追う、ゆえに私は(動物で)ある』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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