• Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784791713493

感想・レビュー・書評

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  • 「コミュ障の時代」というタイトルはなかなか目を引くが、中身がコミュニケーションの多様な側面について考えた論の集合で、ちょっとスキャンダラスにし過ぎたのでは、とも思う。個人的には治療的なコミュニケーションと、人格形成というか自己再定義の際のコミュニケーションの働きに一番興味があるのて面白かった。
    オープンダイアローグ来てんな!みたいに最近本や雑誌から感じる事はあるが、精神医療的な利用を検討するのはやや辛い印象。そもそも精神療法をほとんど学ばず治療に活かさせない医者が増えてるなか、少なくとも都市部では臨床的には広まる気がしない。余談ですが。

  • 2019.3.2市立図書館
    平田オリザの文章を確認したくて借りたけれど、特集もおもしろく読んだ。

  • 國分と千葉の対談、齋藤環とその他二人の鼎談、武田砂鉄の記事が面白かった。いつぞやからKYとかコミュニケーション能力とかが言われるようになってずいぶん違和感を覚えていたけれど、過剰な忖度とノリの文化を冷静に見つけるいい機会になった。

    オープンダイアローグという手法も学んだ。青年の教育と家庭の治療も仕事として行っているので、考えさせられるところが多かった。



    17.8.21

  • 発達障害の身体性については明らかにされていかなければならないけれども、我々が現実的に向き合っている発達障害の子どもとここに登場する発達障害?には、部分的に連続性はあるかも知れないが、どこかで断絶というか境界があるように思う。なんでもかんでもスペクトラムにしてしまうことの危険性も明らかにすべきだろう。

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著者プロフィール

1974年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。高崎経済大学経済学部准教授。哲学。著書に、『スピノザの方法』(みすず書房、2011)『暇と退屈の倫理学』(朝日新聞社、2011)『来るべき民主主義』(幻冬舎、2013)ほか。訳書 デリダ『マルクスと息子たち』(岩波書店2004)コールブリック『ジル・ドゥルーズ』(青土社2006)ドゥルーズ『カントの批判哲学』(ちくま学芸文庫2008)、共訳 デリダ『そのたびごとにただ一つ、世界の終焉』(全2巻、岩波書店2006)フーコー『フーコー・コレクション4』(ちくま学芸文庫2006)ガタリ『アンチ・オイディプス草稿』(みすず書房2010)。

「2016年 『他の岬 [新装版]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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