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- Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
- / ISBN・EAN: 9784791750252
作品紹介・あらすじ
女性にとってセックスとは何か?愛と共有と恍惚の行為か、父権制社会が捏造した権力装置か。現代アメリカを代表するフェミニストが、性行為の実態と古今東西の性描写を分析し、性交がもたらす差異化の真実を描き出す。
感想・レビュー・書評
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凄く良いけどポルノグラフィを読んでいないならそちらを先に読んだ方がいい
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いわゆる「ラディカル・フェミニズム」の古典、と目されている本ですよね、これ。世の中の「男性」諸君がこの本をどう読むか、というのはワタシには想像できないわけですが、少なくともワタシにとっては、「V 所有」「VII 占領と結託」あたりの章は、うなずきながら読める部分が多々あります。本書では、「『男』が『女』を所有する」ことが繰り返し強く批判されていますが、そのように言うときの「男」とはだれか、「女」とはだれか、という疑問は、たしかに浮かんでくるでしょう。しかしそれは、(やはり少なくとも)「男」と規定されてこの社会に生きているワタシが問いかけることではないような気がします(そういう問いかけが、「男」の〈免罪符〉になりかねないと思うので)。ともあれ、そういう「所有」関係に自覚的な人にもそうでない人にも、強く薦めたい一冊です。ちょっと入手困難だけど。(20061102)
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*どちらかというと堅苦しい面で性行為を考える
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