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- 本 ・本 (486ページ)
- / ISBN・EAN: 9784791750887
感想・レビュー・書評
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「新約聖書は悪魔にかかわるいくつかの観念を継承した。悪魔は堕天使である。デーモンたちの頭領である。悪の原理である。悪は非存在である」 ー 76ページ
悪と善なるもの、どちらが先に概念化されるのかとか、そのへん法則というか傾向はあるのかなーといつも思う。なんとなくイメージとしては善なるものが最初で、悪がその後に来るのかなーと思うけど(新約聖書の登場順はこのイメージなのだが、まるで詳しくないので違ったらごめんなさい)、案外見渡してみれば逆のケースも多いのかもしれない。
それは少し、いわゆる左派(自由主義)が最初で、右派(保守主義)があとにできたという政治思想の流れに似ている。当然存在するものは概念化されず、それに対抗するものが最初に概念化される。それが正しいのだとして、果たして善なるものが最初に概念化されるのか、それとも悪なるものなのか――? -
日本人には難しい「悪魔論」
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