フロイトの料理読本

  • 青土社
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  • Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784791751334

作品紹介・あらすじ

フロイト理論の核心=口唇性愛とは、のエロティシズムではなかったか-。美味・珍味など口腔の快楽と精神性との密接な関係を、総グルメの現代を予見したフロイト自身による多彩なレシピを通して、大胆かつ饒舌に解き明かす-。

感想・レビュー・書評

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  • 料理好きだったフロイトが晩年に執筆したレシピ本――
    というのは嘘で(笑)
    精神分析家が、あたかもそのような体裁を装って、
    フロイトに纏わる様々なエピソードを料理に絡めて綴った、
    食と精神分析を巡るパロディの本。
    お腹いっぱいになりました。

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著者プロフィール

ジェイムズ・ヒルマン(James Hillman)1926年生まれ。ユング派分析家。ソルボンヌ大学、トリニティ・カレッジで学び、チューリヒ大学でPhD.を取得。その後、チューリヒのユング研究所で分析家となる。元型的心理学の創始者として知られる。2011年死去。邦訳された著書として『自殺と魂』『内的世界への探求』『元型的心理学』『魂の心理学』『魂のコード』などがある。

「2015年 『ユング『赤の書』の心理学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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