レストランの誕生―パリと現代グルメ文化

制作 : Rebecca L. Spang  小林 正巳 
  • 青土社
3.80
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本棚登録 : 12
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (458ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784791759293

作品紹介・あらすじ

革命直後のパリの都に出現したレストラン。たちまち人気スポットとなったのは何故なのか-。誰もが一度は行ってみたい憧れの場を、変革期の思想、都市論、自然観や健康観などが重層する空間と見て、鋭利に分析。数々のエピソードで味つけされた垂涎の美食文化論。

感想・レビュー・書評

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  • レストランが食べる場所を意味するようになるまでは、数世紀にわたって、レストランと言えば食べるもの、すなわち元気を回復させるだし汁のことであった。
    15世紀のレストランのレシピには、絞めたばかりの60枚のダカット金貨とともに錬金術用のガラス製の釜に入れるべしとあり、料理人は進化に加えてダイヤモンド、ルビー、サファイア、碧玉のほか、「医師の処方次第でなんであれ霊験あらたかな良質の宝石を加えて良い」とある。

  • 著者はフランスの政治学の専門家。フランスの文化=カフェというイメージが大きいが、カフェとはまったく違う、集団の中にいるのに個である、という個のあり方、個人の公共性を作り出したレストランの変遷がとても現代的な話だと思った。

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