廃墟論

  • 青土社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (396ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784791760800

作品紹介・あらすじ

荒れはてたローマのコロセウム、十八世紀西欧を席巻した「ピクチュアレスク」・模造廃墟・人工廃墟、「アッシャー家の崩壊」、廃墟の博物館、そして核がもたらす黙示録的廃墟まで。古今の芸術家・文学者は、廃墟からいかに多くのインスピレーションをさずかってきたか。

感想・レビュー・書評

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  • 2004-2-28

  • 人間の所産としての建造物や文明の崩壊が
    どのようなイメージを喚起するのか、
    それぞれのテーマごとに、多くの文学や絵画その他の芸術に
    おける事例を通じて俯瞰している。
    テーマはローマのコロセアムやエフェソスの廃墟など、
    「歴史的な」廃墟なので、それについて知らないと
    ぶっちゃけ面白くないと思う。
    かく言う私も、面白いと思ったところとよく判らんところが半ば。
    「廃墟論」とはいうものの、廃墟そのものを
    論じてるわけではないよー。
    昨今の廃墟ブームとは全く違う視点を提供してくれる一冊。

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